秋篠宮家において、お二人の内親王の役割は決して小さなものではないという。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんもこう語る。
「天皇皇后両陛下のご活動だけで、皇室と国民との絆を維持していくのは難しいでしょう。眞子内親王殿下、佳子内親王殿下が公務の担い手として重要な存在でいらっしゃるのは間違いありません」
紀子さまは昨年9月、お誕生日の文書回答にこう記された。
《長女も次女も、それぞれがよき人生を歩み、これまで2人の成長を支えてくださった方々にも喜んでいただけるよう、将来を築いていってほしいと願っております》
前出の宮内庁関係者は、紀子さまは連日のオンライン会議を通じてお二人に“皇族としての自覚”を促しているのではないかと語る。
「民間から皇室に嫁がれた紀子さまは、ご成婚当初から皇族としての品位を保たれるために、ご自身を厳しく律してこられました。国民にとって皇室がいかに大切なものなのか、お生まれになったときから皇室にいらっしゃる眞子さま、佳子さま以上に強くお感じなのだと思います。それだけに眞子さまと佳子さまが同時に皇籍を離れることはお許しにならないはずです」
紀子さまからの強い圧力をお感じになりながらも、結婚の機が熟すのを待ち望まれている眞子さまと佳子さま。静かなる攻防はいまも続いている――。
「女性自身」2020年8月11日号 掲載
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