《この1年を振り返りますと、まず、即位の礼とそれに関連する諸行事のことが思い起こされます。一連のお行事が無事に執りおこなわれたことを、大変よろこばしく思っております》
秋篠宮妃紀子さまは9月11日に54歳の誕生日を迎えられ、宮内記者会の質問に文書で回答された。
「ご公務の機会が激減するなか、専門家からの説明を30回以上受けるなど、紀子さまはコロナ禍の国民生活に関心を寄せられてきました。そういった活動を通じ、ご家族と過ごす時間も増えたようです」(皇室担当記者)
《長女と次女は春から宮様や私と一緒に聴講し、資料も細かく読み込んでいました。長男も中学校が夏休みのときに加わりました。オンラインで受けた内容について、食事の時間に話し合うこともよくありました》
このような記述からは、ご家族の円満な様子が感じられる。
5月には、秋篠宮ご一家と職員が協力して医療用ガウンを手作りし、済生会に寄贈されている。紀子さまは《子どもたちも熱心に参加していました》と綴られた。
さらには《久しぶりに家族でボードゲームをしたこともありました》との記述も。
実は’16年11月、秋篠宮さまの誕生日に際して公開された写真では、ご家族でボードゲーム「ソリティア」を楽しまれる様子が写っている。
ソリティアは十字形に並んだ玉を、最後に1つだけ残すように取っていくゲーム。1人用のゲームだが、複数人で考えながら遊ぶこともできる。秋篠宮家では、以前から家族そろってボードゲームをプレイされることがあったようだ。
コロナ禍により、秋篠宮ご一家も外出を控えられてきた。“ステイホーム”期間のボランティア活動やボードゲームを楽しまれる時間が、ご家族の円満に繋がったのだろう。
「女性自身」2020年9月29日・10月6日合併号 掲載