宮内庁は公表していないが、眞子さまはこの日、上皇陛下と美智子さまとも面会されている。

 

「海外ご訪問にあたって、上皇ご夫妻へご報告する決まりはありません。眞子さまから面会のご要請があったのは間違いありません。この7月5日から、お気持ち発表の日まで497日。ひそかに“捨て身”の説得工作を続けてこられたのです」(前出・宮内庁関係者)

 

秋篠宮ご夫妻と眞子さまの間では膠着状態が続いていたが、変化が見えたのは今年9月だった。眞子さまが勤務先の博物館・インターメディアテクのホームページに9月10日付で投稿されたコラムには、こんな一節があった。

 

《まるで時計の針が再び動き出したかのような感覚》

 

その翌日は紀子さまの54歳のお誕生日だったが、ご結婚問題について《長女の気持ちをできる限り尊重したい》とのお言葉を寄せ、人々を驚かせたのだ。

 

“止まっていた結婚への時計の針”を動かすきっかけを作ったのは、初孫を心配される美智子さまだったという。

 

「“このまま秋篠宮家のなかで対立が続けば、皇室への敬愛も損なわれるだけではなく、家族もみんな不幸になってしまう……”、美智子さまはかねてからそう心配されていました。そこで紀子さまのお誕生日の前に、秋篠宮家にお電話したと聞いています。“もう強く反対するのはやめて、眞子本人に決断を委ねたらどうでしょうか”、美智子さまはそんな提案をされたそうです」(前出・宮内庁関係者)

 

説得工作により、雅子さまや美智子さまの“お見守り”を勝ち取られた眞子さま。だが《今後の予定等については、今の時点で具体的なものをお知らせすることは難しい状況》と、つづられたように、華燭の典までの道のりが平坦なものではないのは間違いない――。

 

「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載

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