今年11月は、小室さんにとって重要な節目であると、複数のテレビ局や週刊誌が伝えてきた。
たとえば『週刊文春』(8月13日・20日号)は皇室ジャーナリストのコメントとして、以下のように報じている。
《11月1日に最初の借金が時効を迎えるのです。2010年のその日、小室さんの母・佳代さんの元婚約者X氏は「(圭さんが入る)ICUの入学金を振り込んでいただけますよね」と言われ、45万3千円を佳代さんの口座に振り込んでいます。家族や友人からの借金の場合、時効は10年なのでこの45万3千円は11月1日以降返済義務がなくなるのです》
母・佳代さんの金銭トラブルが、眞子さまと小室さんの結婚にまで大きな影響を及ぼした背景には、X氏からの借金が、小室さんの学費にも使われていたと報じられてきたことがある。
金銭トラブルを初めて取り上げた『週刊女性』(’17年12月26日号)も、X氏の友人の証言として、次のように報じている。
《(X氏も)お金がない状況の中、圭さんが国際基督教大学(ICU)に入学するにあたり、“お金がない”と(佳代さんが)言うので、初年度にかかった入学金と年間授業料を竹田さん(X氏の仮名)が貸してあげることになりました》
だが、不思議なことにこれまで誰も指摘してこなかったが、’10年11月に振り込まれたという45万3千円については疑問点がある。
「小室さんがICUに入学したのは’10年9月のこと。しかも、入学金の振込み期限はそれよりも前の時期になるはず。X氏から金銭を受け取る何カ月も前に、入学金の振り込みは終えているはずなのです」(前出・皇室担当記者)
ICUのホームページで公開されている、小室さんが受験したものと同じ日本留学試験利用選抜(9月入学)の’21年度の概要を確認すると、入学手続き締切日は’21年6月1日。この期限までに少なくとも入学金30万円は支払わなければならないことになっている。
これまで報じられてきたとおりだとすると、佳代さんはなぜ、振込み期限から5カ月も経過してから、X氏に入学金や授業料の援助を求めたのだろうか。そもそも入学金はいつ、どのようにして支払ったのだろうか。
本誌は代理人の弁護士・上芝直史氏に「入学金はどうやって工面したのか」と直撃取材。すると、予想外の答えが返ってきた。
「入学金は圭さん自身が、期限までに納入しています。その主な原資は、彼が高校生のころにアルバイトをしてためたお金でした」
これまで45万3千円はICU入学費用などとして使用されてきたと報じられてきた。しかし実は、入学費用は小室さんが自ら賄ったというのだ。