まだ“多くの人の納得”を得られているとは言い難いが、元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんによれば、結婚は“確定的”だという。
「眞子内親王殿下のご結婚は男性皇族のように皇室会議を経る必要はなく、憲法24条の『婚姻は、両性の合意のみに基いて成立』が適用されます。自由に結婚できる権利をお持ちということです。よって、秋篠宮殿下も宮内庁も法的には結婚を止められません。今回公表された文書では、強い結婚の意思を表明されていますから、お二人の結婚は確定したと言っていいでしょう。それも数年先とは考えにくい文面です。婚姻届を出すだけならいつでもできますが、小室さんの試験が終わる夏以降で、お二人が30歳を迎えられる秋くらいまでに結婚されるのではないでしょうか」
小室さん自身は、眞子さまとの結婚についてはどう考えているのか。上芝氏に尋ねると、
「圭さんはできるだけ早く結婚したいと考えてきましたし、いまでも、その気持ちに変わりはありません。ただ、そのためにはいろいろな環境を整える必要があるということを、圭さんは十分に認識しています。彼はそのために必要だと考えたことに、順次対応してきました。彼が昨年公表した文書にもあるとおり、彼は積極的に努力してきたと思います。
圭さんは弁護士資格を取得するために日々、頑張っています。弁護士資格を取得しさえすれば、多くの方から結婚への賛同を得られると彼が考えているかのような報道もありました。ですが、それは一面的な見方にすぎないと思います」
’17年9月の婚約内定の3カ月後に金銭トラブルが発覚して以来、国民からの祝福を受けることができなくなり、秋篠宮ご夫妻からの強い反対もありながら、眞子さまの結婚への意思は、まったく揺らぐことがなかった。
“佳代さんがX氏から受け取ったお金は、圭さんが使ったのではない”という、金銭トラブルの知られざる“真実”。それが批判を受け続ける小室さんの心のよりどころになっていたことは想像に難くない。眞子さまも“真実”をご存じだったからこそ、3年もの間、待ち続けることができたに違いない――。
「女性自身」2020年12月15日号 掲載