■交際についてAさんの実父を直撃すると――
前出の学習院関係者は次のように語る。
「Aさんの実家のデンタルクリニックは評判もよく、経営も順調そうですし、ゆくゆくはAさんが継ぐわけですから、収入面での問題はないと思います。そしてAさん自身も歯科医としての実績を積みつつあります。
また秋篠宮ご夫妻も小室家との“家同士の関係”は拒絶されたようですが、紀子さまもAさんのご実家のことはよくご存じなので、そういう意味でもご安心なのではないかと思います。
いちばん大きいのは、Aさんもご両親も、佳子さまを6歳のころから見守っており、注目され続け、ときには自由も制限される“皇族のお立場”にも理解があるということではないでしょうか」
関係者たちの取材を終えた本誌は、Aさんの実家であるデンタルクリニックを訪れ、取材を申し込んだ。
佳子さまとの交流に関しては、情報が漏れないように細心の注意を払っていたからだろう。Aさんの父である院長は、しきりに困惑した様子を見せた。
――7月6日に、こちらで佳子さまを拝見した件で、お聞きしたいのですが。
「(佳子さまを)拝見したということは、(お車を)追跡してきたということですか? そうでないと、わが家にいらしたことを、見つけることなんてできないですよね」
――ご長男が佳子さまと交際されていると伺っています。
「……息子のことまで、取材されたということですが。いろいろとお調べになったようですが、私が取材にお答えする必要はないと思います」
その後は何を聞いても「お答えする必要はありません」と、繰り返す院長だったが、佳子さまとAさんの交際について否定することはなかった。
困惑しつつも、毅然として佳子さまを守ろうとする院長の様子が印象的だった。
ご結婚までの道のりは平坦ではないかもしれない。だが最近の佳子さまの奮起の陰には、自分を受け入れてくれる幼なじみ・Aさんと、その家族の存在があるのは間違いないようだ。