■“高額すぎる改修工事”という批判にナーバスに
9月30日に明らかにされた工費は全体で約34億6千600万円。建物で約26億円、庭園工事や赤坂東邸との連結工事などを含めると、その額になるという。
ちなみに、建物のみの費用約26億円については、2年半前には約25億円で大手ゼネコンが落札したことが公示されている。
前出の宮内庁関係者は、
「宮内庁管理部は“秋篠宮さまは必要最小限の予算で改修するべきとお考えだった”と、あえて説明しています。秋篠宮ご夫妻が“改修費が高額すぎる”という批判に対してナーバスになられていたことが伝わってきます。
結果的には当初の報道より約1.7億円オーバーしたということになりました。しかし改修工事関係者たちは『かなりの額を、自分たちが負担するしかない』とも漏らしていたのです。34億6千600万円という数字は、工事会社との折衝を経て公表されることになったものなのでしょう。
宮内庁管理部は今回の発表で、3カ年で計上した予算を35億円としています。“工費は、あくまでも予算内におさまった”という点を強調したかったのでしょう。しかし、『いつのまに33億円から35億円に予算が増えていたのか?』と、首をかしげる職員もいました」
秋篠宮ご一家のお引っ越しは来年3月までに完了するという。こだわりの新宮邸での、国際親善のご成果は――。
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