■勤務先の法律事務所も小室さんを高く評価
いっぽう、勤務先である法律事務所「ローウェンスタイン・サンドラー(以下LS)」も小室さんを高く評価しているようだ。
LSは今年4月28日、ウェブサイトに《Client Alert(顧客向けのお知らせ)》として、長文のレポートを掲載。当時、ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永さんは、本誌の取材にこう解説をしてくれた。
「金融・投資関連のセクションからの発表で、おそらくLSには投資家や投資業務関係者のような顧客も多いのではないでしょうか。文章の内容は、アメリカのSEC(証券取引委員会)が新たに発表した投資リスクなどに関するガイドラインについて、LSとして解説を加えたものです。
このレポートが注目されているのは、3人の執筆者のなかに、小室圭さんの名前も含まれているからです。彼はロークラーク(法務助手)という立場ですから、レポートの作成には、あくまでもアシスタント的な立場で参加したものと思われますが、LS内でそれなりに評価されているのは間違いないでしょう」
このような小室さんの処遇について、NY在住の日本人ジャーナリストは言う。
「小室さん以外の執筆者はLSのパートナー弁護士、つまり役員です。同事務所にロークラークは6人いるようです。しかし、ウェブサイトのインフォメーションなどにも彼らの名前は記載されていますが、少なくとも最近の署名原稿で執筆者として名を連ねているロークラークは、小室さん1人だけ。破格の好待遇といえるでしょう」
司法試験は苦戦したが、優秀な能力によって存在感を発揮してきた小室さん。晴れて弁護士資格を取得したことで、さらなる活躍が期待されている。
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