’22年12月中旬、神奈川県内にあるマンション前に止まっていたのは赤い郵便車。ほどなくして郵便局員2人がカバーに包まれたスーツケースを積んだ台車を押しながら現れた。
局員たちは緊張した様子だったが、実は彼らは、小室圭さんの母・佳代さんの依頼でスーツケースを引き取りに来ていたのだ。
かつて佳代さんと交流のあった人物はこう語る。
「佳代さんは金銭トラブルや親族とのトラブルが報じられてからは、近所の知人との交際も途絶え、自宅に籠りがちになっています。眞子さんとの結婚騒動で、日本中に顔が知れ渡ってしまいましたから、ごくたまに外出するときもかなり気を使っているようです。いまは仕事もしていませんし、一人で国内旅行を楽しむ、ということも考えにくいですね。
ただ昔から彼女は息子のためであれば、とても積極的な行動をとるのです。圭さんが大学時代にアメリカに留学し、スペインに渡航したことがありましたが、そのとき佳代さんはスペインにまで圭さんに会いに行ったそうです」
すると本誌が目撃したスーツケース発送も、圭さんのいるNYへ渡航するため、事前に国内の空港に送っていたということなのだろうか。
1年ほど前から、NY在住の日本人たちの間で、佳代さんの“米国上陸”の時期は注目され続けてきた。
NY在住の日本人ジャーナリストはこう語る。
「小室夫妻の渡米前に私が取材した不動産業関係者は、“佳代さんはニュージャージー州内のNYに近い物件に住むことになりそうだ”と証言していました。小室さんは佳代さんとの同居を望んでいましたが、眞子さんが新婚であることを理由にして猛反対していたそうです。結局、小室さんが司法試験に落ちてしまったため、同居計画は白紙状態のままのようです」
秋篠宮家に近い人物によれば、’21年6月に佳代さんの告白が『週刊文春WOMAN 2021年夏号』に掲載されたことが、眞子さんが姑への不信感を強めるきっかけになったのだという。
前出の日本人ジャーナリストが続ける。
「眞子さんは、佳代さんの米国移住には断固反対だと聞いています。いっぽうで佳代さんは小室さんに、日本での生活の心細さを訴えていたそうです。眞子さんもさすがに“NYで久しぶりに息子に会って、司法試験合格をねぎらいたい”という姑の願いまでは拒否できないのではないでしょうか」