4月20日、秋篠宮ご夫妻は東京都八王子市にある昭和天皇の武蔵野陵と香淳皇后の武蔵野東陵を参拝された。チャールズ国王の戴冠式に参列するため、5月4日から7日までイギリスを訪問されるのを前に、ご夫妻は陵の前で玉串を捧げて、深く頭を下げられていた。
「天皇陛下と雅子さまをはじめ、皇室のみなさまが海外を訪問される前には、天皇陵と皇后陵を参拝することが慣例となっています。ご出発に向けた準備は着々と進んでおりますが、やはり秋篠宮さまと紀子さまが参列することへの“反感”が収まらない状況にあることが気がかりです……」(宮内庁関係者)
秋篠宮ご夫妻が戴冠式に参列することが閣議で了解された4月11日よりも以前から、SNS上には「なぜ秋篠宮さまと紀子さまが参列するのか」「チャールズ国王とも懇意な天皇陛下や雅子さまが参列すべきだ」という声が根強く上がっているのだ。
「英国王の戴冠式には、皇室からは代々皇太子クラスが参列することが慣例となっていました。古くから英王室では“すでに即位した君主の参列を遠慮してもらう”という慣例があるため、それを尊重する形をとってきたわけです。そうした経緯から今回も、皇嗣である秋篠宮さまと紀子さまが訪英されることになりました。
現地での報道は少ないのですが、“日本からは秋篠宮ご夫妻が参列する”と『デイリー・メール』などが報じています」(皇室担当記者)
『デイリー・メール』の記事のコメント欄には、書き込んだ人の国が表示されるようになっている。イギリスのユーザーがご夫妻の訪英を歓迎する意見をコメントしたり、アメリカのユーザーが紀子さまの美しさをたたえるような書き込みをしているのだがーー。
「しかしそうした好意的な投稿に対して、日本のユーザーたちが反論や批判をしているのです。またコメント欄に、眞子さんの結婚問題や悠仁さまの進学を揶揄する言葉を書き込む日本人もおり、むしろ欧米の人よりも日本人によるネガティブなコメント数のほうが多い印象です。
わざわざ英語で秋篠宮家を批判するコメントを投稿しているのですが、こうした流れが続いてしまうことで秋篠宮家の国際的なイメージが悪化するかもしれず、今後の展開が心配でなりません」(宮内庁関係者)
世界的なイベントを前にして、秋篠宮さまと紀子さまの“試練”が続く。