小室圭さん NY法律事務所で異例の配置換え!企業法務から「国家安全保障」担当に
画像を見る “国際貿易と国家安全保障”に所属チームが変わっていた小室圭さん(LSのホームページより)

 

■業務を通じて米国政府と接点も

 

リストラの嵐もどこ吹く風なのか、“国家安全保障弁護士”に転じたのはなぜなのか――。

 

「かつて小室さんが“弁護士資格の取得を目指している”と報じられた際にも、法廷で活躍する弁護士ではなく、国連などの国際機関やNGOといった場所で働くためではないかという声もありました。

 

また、オバマ元大統領やバイデン大統領も政治家となる前は弁護士でしたし、米国社会では弁護士を経て政治家や公務員になるケースは非常に多いのです。小室さんはLSを辞めたとしても、将来的に米国で活躍する布石として、昨今注目を集めている国家安全保障分野に転じたのでしょう」(前出・NY在住の日本人ジャーナリスト)

 

ロシアによるウクライナ侵攻や、近年激化する米国と中国の対立のために、企業が活動する際にも“国家安全保障”という観点が重要になっている。日米の安全保障分野に詳しい法曹関係者はこう語る。

 

「米国では、中国企業が手がけるSNSである『TikTok』を使って、中国政府が数百万人規模のユーザーの個人情報を収集しているとして、公的機関などを中心に使用を禁止する動きが広がっており、一般企業にも規制が波及する可能性が指摘されています。

 

さらに、外国の公務員への贈賄などを規制する法律にクライアントが触れないように予防するといったことなど、米国では弁護士が積極的に企業活動へ関わるケースが増えています。

 

弁護士が事前に関係省庁などに“お伺い”を立てたり、クライアントのビジネスが規制に抵触していないか、当局に意見を求めたりすることは少なくありません。このため、小室さんが米国政府に“パイプ”を作っていくことは容易だと思います」

 

前出のNY在住の日本人ジャーナリストは、眞子さんの存在も小室さんの弁護士としての活動に大きくプラスになると指摘する。

 

「元内親王である眞子さんは、2021年末にキャロライン・ケネディ元駐日大使が暮らすマンハッタンの高級マンションを訪問したと報じられました。キャロライン氏はジョン・F・ケネディ元大統領の長女で、眞子さんが学芸員として活動するメトロポリタン美術館(MET)にも勤務していたことがあります。

 

眞子さんとキャロライン氏は、宮中の行事などで交流がある旧知の仲で、眞子さんの“MET入り”にも関わったとみられています。キャロライン氏のいとこが来年の大統領選での民主党指名候補に名乗りを上げるなど、ケネディ家は現在もホワイトハウスに影響力を持つ一族です。

 

眞子さんと小室さんは、2人で作り上げた“コネ”をもとに、NYでの暮らしをさらに盤石なものにしていくつもりなのでしょう」

 

かねて現地の総領事館のサポートが続いていると報じられているが、ゆくゆくは米国政府に近づき、新たな支援も――。眞子さんと小室さんの深謀が、徐々にその全貌を見せ始めた。

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