■義務を果たされない秋篠宮家への失望感
「お茶の水女子大学附属中学校から、“提携校進学制度”を利用して筑附に入学されましたが、一般の受験とちがい、選考プロセスが明確でない形には、違和感を抱いた学習院の卒業生も少なくありませんでした。
設立以来、学習院では『ノブレス・オブリージュ』という価値観を大切にする気風があります。それは、“高い社会的地位には責任と義務がある”というものです。
悠仁さまのご進学の経緯や、学習院大に進んだ佳子さまが学費を払いながら授業を休まれがちだったということにも、庶民感覚からかけ離れ、“秋篠宮ご一家は特別な立場にありながら、義務を果たされていない”と卒業生の多くは感じたのです」(前出・藤澤さん)
6月28日(現地時間)、眞子さんが“カジュアルな服装でお買い物”と、英紙『デイリー・メール』が報じたが、卒業生たちの秋篠宮家に対する失望感は、広がるばかりのようだ。初等科から大学まで学習院に学んだOGはこう嘆く。
「眞子さんのお買い物時の装いは、ニューヨークの街になじもうとジーンズなどを好んではかれているかもしれませんが、元皇族の方にしてはカジュアルすぎると思うのです。
2021年12月に、キャロライン・ケネディ元駐日大使が住む高級住宅街のマンションを訪問した際も、ふさわしい装いであったとは言えません。眞子さんの元皇族としての気配りを欠いた自由な生活を許している点については、紀子さまの責任も大きいと思います」
さらに6月30日には、“30億円改修”で注目を集めた秋篠宮邸で佳子さまが生活されていなかったことを、引っ越しから3カ月たって初めて宮内庁が明らかにしたのだ。
「今回宮内庁は、“新しい宮邸に眞子さんと佳子さまのお部屋を設けないように計画を変更した”“改修規模を小さくして経費を節減するためだった”などと説明しています。しかし、コロナ禍で苦しむ国民がいるのに、改修全体で費やした費用は総額40億円規模と膨大になったことに、十分な説明があったとは到底言えません」(前出・皇室担当記者)