紀子さま 迫られる悠仁さまの“東大ご進学”見直し…新本命に「東京農大」が浮上する理由
画像を見る 7月29日、鹿児島県で高校生たちと交流された秋篠宮さまと悠仁さま(写真:共同通信)

 

■提携校進学制度の利用が批判を集めて

 

静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは、かねて悠仁さまの東大受験について憂慮の念を抱いてきたという。

 

「私は、将来は天皇になられる方が同世代の若者の将来設計がかかった“受験”という競争に参加されるべきではないと考えてきました。特に最難関とされる東京大学であればなおさらです。

 

また推薦制度など、ある種の情実が入りやすい方法で合格されたとしても、“皇族特権を濫用している”という批判の声が上がる可能性もあると思います。

 

もしそうした方法をとられた場合、東大を目指している現役受験生のみならず、受験を経験した国民の感情を軽んじているとみなされ、悠仁さまや秋篠宮家への印象は悪化するでしょう」

 

紀子さまが、悠仁さまの東大進学計画を断念せざるをえない段階にまで追い込まれているのも“印象の悪化”が理由なのだという。

 

前出の宮内庁関係者が続ける。

 

「悠仁さまは、筑附ご入学に際して、提携校進学制度を利用されました。しかしこの制度については“悠仁さまのために作られた制度では”と疑う声もあり、制度に関する説明も十分とはいえず、批判が巻き起こったのです。この出来事が、悠仁さまのお心に暗い影を落としていることは想像に難くありません。

 

さらに昨年秋に秋篠宮邸の改修工事が完了しましたが、34億7千万円もの工費がかかったうえに、工事終了から9カ月もたった後に、佳子さまは引っ越しをされず、旧御仮寓所に一人でお住まいであることも公表され、秋篠宮家への支持は急降下しています。

 

そのような状態で、悠仁さまの東大ご入学を強行すれば、批判は筑附ご進学とは比べることができないほど激しいものになることは目に見えています。紀子さまとしても悠仁さまのお心をお守りするためにも、計画を見直さざるをえなかったのでしょう」

 

では悠仁さまのご進学先はどの大学になるのか? この宮内庁関係者が現時点での筆頭候補に挙げるのは東京農業大学だという。

 

「東京農大に関する一連の刑事事件に注目しています。まず7月12日、東京農大ボクシング部に所属する学生とその知人が、大麻取締法違反容疑で警視庁により逮捕されました。2人は販売目的で乾燥大麻や大麻樹脂を所有していました。

 

警視庁は東京農大に隣接したボクシング部の寮を捜索。さらにもう一人の学生が、営利目的で大麻を所持していたとして逮捕されたのです」

 

学生の逮捕を受け、東京農大は学長名でこんなコメントを出している。

 

《このたび、本学学生が大麻取締法違反の疑いで逮捕(2023年7月12日)されたことについて、本学は事態を厳粛に受け止めています。このことについて深くお詫び申し上げます。薬物乱用の有害性・危険性・反社会性は明らかであり、本学としては、早急に事実関係の把握に努め、厳正に対処する所存です》

 

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