■久子さまが縁を結んだ国民に祝福される結婚
’02年に憲仁親王が薨去されてからは、日本サッカー協会名誉総裁など30以上の役職を務められている久子さま。
「国内外に幅広い人脈を持たれており、日本政府に請われて東京五輪招致のために尽力されたことは記憶に新しいところだと思います。また高円宮ご夫妻は、両陛下の“事実上の仲人”とも報じられています。ご成婚前に、雅子さまを高円宮邸に招かれて、天皇陛下とのデートを演出されたそうです。久子さまは気さくなお人柄で、人と人を仲立ちすることを、得意とされています。その“凄腕の仲人”という評価が広く世間に知られることになったのは、お嬢さまたちの結婚がきっかけでした」(前出・皇室担当記者)
次女・典子さんは’14年に千家国麿さんと、三女・絢子さんは’18年に守谷慧さんと結婚した。
「2つの縁談は、久子さまあってこそのものでした。典子さんは久子さまといっしょに出雲大社を参拝したときに、出雲大社宮司の長男である千家国麿さんと出会いました。15歳の年の差婚でしたが、当時は“日本最古の旧家同士の慶事”とも報じられています。
守谷慧さんの亡くなったお母さまと久子さまは、親しくお付き合いされていました。婚約内定会見で絢子さんは『両母親のつないだ素敵なご縁』と、久子さまへの感謝の言葉を述べました。日本郵船社員の守谷さんはお母さまの遺志を継ぎ、NPO法人『国境なき子どもたち』の理事も務めています。
眞子さんと小室さんの結婚と異なり、絢子さんと守谷さんの結婚には、絶えず国民から多くの祝福の声が上がっています。そして佳子さまも“国民に受け入れられる結婚”を理想とされているそうです」(前出・皇室担当記者)
佳子さまご結婚への久子さまのご尽力の可能性について、静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんはこう語る。
「典子さんと絢子さんのご良縁は、もともと久子さまがお相手の親御さんともご交流があり、“安心できる結婚”だったことも大きいと思います。
ご身位の問題があり、久子さまから申し出られることはないはずですが、佳子さまがお相手探しについて相談されることはあってもいいのではないでしょうか。久子さまの人脈は広く、福祉分野へのご関心も高いので、手話に造詣が深い佳子さまへ“良縁”を紹介される可能性もあると思います」
“凄腕仲人”のもとへ駆け込まれれば、佳子さまも良縁に恵まれることができるはず――。