■22年の感謝を込めたプレゼントに…
日赤への就職ご内定が発表された際、“うれしく思うと同時に身の引き締まる思い”というお気持ちを愛子さまは表明されている。確固とした“信念”があるからこそ、被災し苦境にある人々に寄り添いたいとのお気持ちも強いと、前出の宮内庁関係者は明かす。
「愛子さまが日赤ご入社後に所属する部署は現時点で発表されていませんが、ボランティア活動を支援する部署に配属される可能性も十分にあります。すでに試験や卒論の口頭試問なども一段落しており、愛子さまは“春休み中にボランティアとして能登地方に行きたい”ともお考えだと聞いています」
成人皇族としてご公務との両立を果たされながら日赤で働く日々は、多忙なものになるとみられている。
「愛子さまのお出ましを願い出る関係機関が多数に及ぶことが見込まれており、日赤へのご出勤は週2~3日とみられています。愛子さまの同期にあたる事務系総合職の職員は週5日勤務で、初任給は約22万2千円。愛子さまはその6わりほどの出勤日数となりますから、初任給の金額は13万3千円前後でしょう」(前出・皇室担当記者)
成年に際した記者会見で、「生んでくれてありがとう」と、両陛下への感謝を愛子さまは述べられていた。初任給は、22年の感謝を込めたプレゼントに――。
「天皇ご一家は、お誕生日などの記念日にはプレゼントを欠かさずに贈り合うことを大切になさっています。令和となってからは、陛下と雅子さまはネクタイとスカーフの色や柄を合わせるリンクコーデを頻繁になさっています。さらに愛子さまが同行される際は、お三方で色合いをリンクさせていて、仲むつまじさがより引き立って表れているように感じています。
きっと愛子さまは、ご自身ともお揃いのスカーフを雅子さまに、そして陛下には同じトーンのネクタイなどを贈られるのではないでしょうか。そこには、今後臨まれるお務めも“家族一緒に力を合わせて”という愛子さまの真心も込められているように思えてしまいます」(前出・宮内庁関係者)
愛子さまのご誕生後に、「生まれてきてくれてありがとう」と述べられた雅子さま。これからもご家族で感謝し合い手を取り合われながら、国民と共に歩まれていく。