愛子さま 交流盛んで、社内結婚も多く…お勤めされる日本赤十字社の「意外な職場環境」
画像を見る 今年4月から日本赤十字社にお勤めになる愛子さま(写真提供:宮内庁)

 

■有力な配属先は“瑶子さまも勤務されたセクション”

 

採用試験を突破した学生たちと働くことになる愛子さまだが、どのような仕事に従事されるのだろうか。前出の日赤関係者が“花形”の部署として挙げるのは「国際関係」のセクションだ。

 

「スマトラ島沖地震やトルコ・シリア地震などの国際的な災害に際し、緊急救援や復興支援に従事しています。“日本の代表”として世界で活躍できる部署なのです」

 

愛子さまが語学力を発揮し活躍できる部署ともいえる。

 

また、学生の就職活動事情に詳しい、大学ジャーナリストの石渡嶺司さんは次のように語る。

 

「愛子さまの有力な配属先として、『青少年赤十字』に関わる部署も考えられます。全国の学校をまわり、防災やボランティアの啓発・推進活動を行うセクションです。日赤はジョブローテーションが盛んで、3~4年で異動するケースが多いと聞きますが、ご公務と両立されることを考えると、愛子さまは同じ部署で継続して勤務されるのではないでしょうか」

 

日赤へのご就職が発表された際に、《少しでも人々や社会のお役に立つことができればと考えております》とコメントされている愛子さまにとっては、最適な部署の一つかもしれない。

 

’06年から’12年まで日赤に常勤嘱託職員として勤務された寬仁親王の次女・瑶子さまも、かつて日赤本社事業局の「青少年・ボランティア課」で、ボランティアの普及や育成などの仕事に携わられた。

 

愛子さまの職場の“同僚”となる日赤職員について、前出の関係者が続ける。

 

「本社勤務の職員は、男性は基本的にスーツ着用。短髪のさわやかな印象で紳士的な人が多いですね。共通項は、常に“日赤職員としての誇り”をもって仕事をしているということ。その使命感からか、離職者も少ない傾向があります」

 

高い倫理観をもって、社会のために尽力する――いわば“騎士(ナイト)”のような男性職員が、愛子さまの上司や同僚になるというのだ。

 

「ただ、けっしてお堅いだけの職場ではありません。和やかな雰囲気の飲み会や、テニスなどスポーツのサークル活動もあり、部署別対抗戦など交流の機会も盛んです。それも影響してか、若いうちに結婚する職員が多く、職場結婚の話もよく聞きます」(前出・日赤関係者)

 

スポーツもお得意な愛子さまが、サークル活動での交流をきっかけに“職場恋愛”をされる可能性も十分にあるのだ。

 

天皇陛下はお誕生日会見で、愛子さまに次のようなメッセージを送られている。

 

《日赤の一員として多くの人のお役に立てるよう努力を続けてほしいと思いますし、社会に出ると大変なこともあるかもしれませんが、それを乗り越えて、社会人の一人として成長していってくれることを願っています》

 

将来、困難に直面したとき、サポートしてくれる“赤十字の騎士”の存在が、愛子さまにとって心のよりどころになるかもしれない。

 

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