佳子さまら女性皇族をますます「結婚できない」状況に…天皇陛下も“ご苦言”呈された「岸田首相の大失態」
画像を見る 桂宮さまの十年式年祭に参列される三笠宮家の彬子さま

 

■ほかの女性皇族も複雑な心境を……

 

歯止めがかからない皇族数の減少に対して、現在は女性皇族しかおられない三笠宮家の彬子さまも、6月20日発売の『週刊文春』でのインタビューで、次のような感情を吐露されているのだ。

 

《我々は物心ついた頃から「結婚したら皇室の身分を離れる」と言われて育ってまいりました。ですから、三笠宮家がいずれ途絶えてしまうということは、その頃から理解していました。(中略)仮に私が家を残したいと思ったところで、私自身が決めることではありません。難しいですが、国会や政府の方々の決定に委ねます》

 

陛下の“ご苦言”、佳子さまのご焦燥、彬子さまのご懊悩……皇室の危機を尻目に、政治家たちの動きは鈍いままだ。問題の根源は、岸田文雄首相のリーダーシップが決定的に欠如していることにあると、自民党関係者は指摘する。

 

「皇位継承に関する与野党の協議には、額賀福志郎衆院議長が早期の取りまとめに意欲を見せる一方で、尾辻秀久参院議長は野党との熟議を求めていて、両議長の姿勢にも温度差があります。そもそも、額賀さんの調整力には当初から党内外から疑問符がついていました。国会とこの協議に関係する自民党議員たちに、岸田総理が議論を丸投げしたままの状態が続いていたのです。

 

皇室の重大事こそ、総理総裁が強い指導力を発揮しなければならないのに、このありさまでは議論が進むはずがありません」

 

皇室の将来を不安定にさせる大失態を続けたまま、低支持率にあえぐばかりの岸田首相。政権の黄昏のなかで、皇室の方々は将来への不安をさらに募らせている。

 

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