石破茂は女系天皇容認派、小泉進次郎新首相だと「愛子天皇」実現が難しい理由【自民党総裁候補の皇室観】
画像を見る 8月15日、全国戦没者追悼式に出席していた小泉進次郎元環境相。同僚議員と何やら話し込んでいた

 

■進次郎氏がすがる菅前首相からの支持

 

菅前首相は自民党保守派のリーダーだった安倍晋三元首相を官房長官として長年支え、2021年に最終報告書を取りまとめた皇位継承に関する政府有識者会議の立ち上げに関与した当事者だ。

 

「この有識者会議の人選や議論は、“女性天皇を認めれば女系天皇誕生につながる”といった党内外の保守派にかなり配慮した形で進められており、保守層の支持基盤を強化するために、安倍さんとこの流れを作っていったのが菅さんでした。

 

進次郎さんが総裁選を勝ち抜くためにも菅さんの支持は欠かせないうえ、それで政権トップの座を射止めても、菅さんの意向を無視した政権運営は不可能です。つまりこうした状況で進次郎さんが新総理に選出されれば、愛子さまのご即位を可能にするような皇室典範改正へ向けた流れが起きることは、ほぼないと言えるのです」(前出・自民党関係者)

 

“進次郎新首相”なら「愛子天皇」は消滅へ……。さらに、続々と出馬に色気を見せる政治家が出現し、混迷の度合いを深める一方だ。皇室の問題に自民党の利益や思惑が介在している現状に、静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんはこう話す。

 

「かつて河野太郎氏が容認論を発言しましたが、党内保守派を意識してか、その後発信することがなくなっています。総裁選の候補者となる人たちには、党内論理ではなく国民の声と向き合い、皇室の安定した発展のために尽くし、信念や努力を曲げないでほしいものです」

 

愛子さまの将来をも左右する次の首相を巡る戦い。皇室の危機を救うリーダーは、はたして現れるのだろうか。

 

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