「今は最終の学年として、進路実現に向けて努めつつ、学校行事を含め、残り少ない高校生活を大切にしたいと思います」
9月6日に成年皇族となり、皇嗣職を通じて前記のようにご感想をつづられていた悠仁さま。お誕生日の翌日、筑波大学附属高等学校の文化祭「桐陰祭」で、高校生活最後となるひと時を満喫されていた。
「悠仁さまは、5人ほどの同級生と笑い合いながら、校舎の内外を高校生らしいご様子で回られていました。お知り合いの保護者とお顔を合わせられると、会釈して丁寧に挨拶し、にこやかにお話しされていました。時折学校のご友人らしい女の子に声をかけたりする以外は、悠仁さまはご友人の男の子同士で盛り上がっておられるような雰囲気でしたね」(居合わせた父兄)
屈託なくご友人と談笑されながら、焼きそばの出店に並ばれたり、クラスで行っていた手作り窯のピザ店の“客引き”までも手伝われたり、終始楽しそうなご様子だった。また、悠仁さまは文化祭の最中、表面はお揃いのデザインで、裏面が一人ひとりちがう“クラスTシャツ”をお召しになっていた。
「背中にはそれぞれのキャッチフレーズと数字が記されていて、悠仁さまのものには『Anisoptera』(※トンボ亜目)、『1310』とプリントされていました。『1310』は、お名前の『ひさひと』の語呂合わせなのでしょう。
出し物のピザ店の調理作業もこなされていて、そのシフトの合間にご友人らとライブステージをご覧になっていました。演奏に手拍子を送られるお姿は、どこにでもいる若者と同じだと感じました。
この日は秋篠宮ご夫妻もいらっしゃり、リラックスしたご様子で教室の展示をご覧になりながら、お知り合いに挨拶されていました。ただおしのびとはいえ、皇嗣同妃両殿下のお成りとあって、校内にはイヤホンをつけた私服警官があちこちで目を光らせ、物々しい雰囲気もありました」(皇室担当記者)
受験勉強のため、1日7~8時間は勉強時間に費やされているという悠仁さま。束の間の青春のひと時を過ごしてリフレッシュされ、再び勉学のため机に向かわれていることだろう。