■“はにかみ屋さん”が劇的にご成長
長年皇室番組に携わってきた放送作家・つげのり子さんも、伊勢神宮ご参拝や雅楽演奏会など、愛子さまのお一人でのお出かけが増えていることから、単独ご公務が近づいていると考えているという。
「おそらく最初は東京都内や東京近郊のものになると思います。愛子さまは動物がお好きですから動物関連のお務め、また日赤勤務ということからボランティア関連のお務め、また成年皇族としては最年少ですので、若者に関しての催しなどになるのではないでしょうか」
日赤ご就職の際に発表された文書や伊勢神宮や明治神宮での堂々としたご所作などから、愛子さまの目覚ましいご成長ぶりに目を見張っている国民も多い。
前出のアイメイト後援会の鈴木さんもその一人だ。
「幼いころは、とてもはにかみ屋さんのご性格にお見受けしましたが、先日のご訪問では、とてもおおらかに接していただいたので、スタッフたちもあまり緊張せずに、対応することができたように思いました。アイメイトの使用者たちとも、笑い声が起きるほど、明るい雰囲気でお話しくださったのです」
愛子さまは’22年の会見では、「小さい頃から人見知りのところがございますので、これから頑張って克服することができれば、と思います」とお話しされていた。
そんな“人見知りの少女”の劇的なご成長について、前出のつげさんはこう語る。
「コロナ禍で通学できなかった大学の3年間にも大きな意味があったのでしょう。当時は天皇皇后両陛下も外出をともなうご公務を控えざるをえなかったこともあり、御所で3人で語り合われる機会も多かったのだと思います。そのときの会話が、愛子さまの皇族としてのご自覚をより高めたのではないでしょうか。
またご成年にあたっての会見では、ご友人が東日本大震災の復興支援のボランティアに携わっていたことをお話しになっていましたし、大学ご卒業時のコメントでも、《高校までの友人たちとの嬉しい再会とともに、大学入学後の新たな友人たちとの交流も始まり…》などとつづられています。ご成長の陰には、価値観の異なる人々とのご交流もあったのだと思います」
“困難な状況にある人々や動物たちを守り抜く”、そんな覚悟を強められている愛子さま。その瞳は、ひたむきに日本と皇室の未来を見つめられている。