「仲睦まじい様子は感じられない」紀子さま 飛行機でも隣に座られず…懸念深まる“秋篠宮さまとの距離感”
画像を見る 23年6月、インドネシアからご帰国された天皇皇后両陛下をお出迎えの秋篠宮ご夫妻 /(C)JMPA

 

■秋篠宮さまとの“方針の齟齬”

 

これまで紀子さまは、“将来の天皇”にふさわしい学びの環境を整えられようと、強い使命感に根差したご姿勢を貫かれてきた。しかし秋篠宮さまの“方針転換”を機に、亀裂が広がったのではないかと、前出の関係者は話す。

 

「東京大学を筆頭とする国立大学へ、悠仁さまが進むことができるよう、紀子さまは戦略を描かれてきました。しかし近年になって、“家のことは妻に任せている”と周囲に語っていた秋篠宮さまが、“本人が何をしたいかが大事”と記者会見で述べられたりと、紀子さまが望まれていた方向とのギャップが生じていたのです。

 

もともと皇嗣家の周囲では『それぞれ別のことを要望される』などという声はよく聞きます。悠仁さまのご通学方法を巡っては車で1時間半かけてつくば市まで通うことが検討されています。広大な筑波大学のキャンパス内での警衛態勢や、大学周辺で一人暮らしをされた場合の安全確保に、紀子さまが懸念を示されていたことが一因だったそうです。

 

しかし車での通学は渋滞や事故などのリスクもゼロではなく、お子さま方の自主性を重視されてきた秋篠宮さまのお考えとも、齟齬が生じているようなのです。ご留学先の選定などで、今後も衝突が増えていくのではないかと懸念しています」

 

近現代の皇室に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんはこう話す。

 

「皇室内の人間関係がご円満であることは、国民が抱く敬愛の念を醸成する一つの要素であると思います。ただ実際には皇室の方々にもいろいろなお人柄や考え方があり、必ずしもご家族内が円満な状況になかったケースも、これまでの歴史にもありました。

 

とはいえ、ご夫婦や家族仲がよくないように見えるのは、国民にとって悲しいことです。皇室を敬う国民の感情を踏まえて、日々のお振る舞いやなさりように配慮する努力は必要なことだと思います」

 

悠仁さまの大学進学が決まり、子育てが一段落された紀子さま。夫の隣席に座られないという胸中には、いったいどのような思いが去来しているのだろうか。

 

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