10月15日、天皇皇后両陛下をぎふ木遊館の名誉館長として出迎えた竹下景子 画像を見る

元日の能登半島地震、翌日の日航機と海保機の衝突という波乱の幕開けとなった2024年。その後も、大谷翔平が電撃婚&「50-50」達成、与党が衆院選で大敗、トランプ前大統領が返り咲くなど、国内外問わず衝撃的なニュースが相次いだ。そこで、本誌が目撃してきた2024年のスクープのなかでも、とりわけ反響の大きかったものを改めて紹介する。

 

昨年10月に雅子さまと、岐阜県岐阜市にある「ぎふ木遊館」を訪問された天皇陛下。そこでお二人を出迎えたのは、同館の名誉館長でもある大女優の竹下景子だ。かつて“理想の結婚相手”を質問された際、陛下は竹下の名前をあげられるなど、“青春のマドンナ”ともいえる存在。竹下が本誌に明かした、両陛下との対面秘話とは――。(以下、女性自身2024年11月12日・19日合併号)※年齢は掲載当時のママ

 

天皇陛下と雅子さまは、奉迎する大きな歓声が上がるなか、10月15日、岐阜県岐阜市にある「ぎふ木遊館」を訪問された。出迎えたのは、名誉館長を務める竹下景子(71)だった。

 

陛下は1980年の記者会見で結婚相手の理想について質問された際、

 

「竹下景子なんかいいと思います」

 

と話されたこともあり、陛下にとって“青春のマドンナ”ともいえる存在だ。皇室担当記者は、

 

「天皇陛下は1986年にNHK大河ドラマ『独眼竜政宗』の収録を見学された際にお会いして以来、竹下さんとたびたび交流される機会がありました。ただ15日のお出迎えの際に、竹下さんが大笑いしていたので、“陛下が何とお声がけされたのだろう”と、宮内庁内でも話題になっていたのです」(皇室担当記者)

 

なぜ“大爆笑”したのか。この前日、両陛下は「第39回国民文化祭及び第24回全国障害者芸術・文化祭」の開会式に出席されているが、竹下はこの司会も務めている。

 

式典のなかでは、1989年公開の映画『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』のワンシーンが流れた。マドンナを演じる竹下がドナウ川のほとりで、「私も岐阜の生まれなの。長良川のほとりで育ったの」と寅さんに語りかける場面だ。

 

本誌が竹下本人に取材すると、こう明かしてくれた。

 

「ぎふ木遊館の館内まで歩く途中で、陛下が開会式で流れたシーンを振り返られ、『35年前でしたね』とぽつりとおっしゃったのです。私が『若かったです』と申し上げましたら、両陛下がニコッとされて。急におかしくなって、私も笑ってしまったのです。『ありがとうございます』とお礼を申し上げたのですが、その場が一気に和んだ気がします」

 

竹下によれば、陛下のユーモアがあふれた瞬間は、ご挨拶のときにも表れていたという。

 

「私にとって雅子さまには初めて挨拶させていただく機会でしたので、『はじめまして』と申し上げたのです。すると陛下が、『あら?初めてなの?』とおっしゃって。もちろん初めてお会いすることはご存じのうえだったのでしょうけど、こうしたお心遣いで、雅子さまとも距離が近くなったように感じました」

 

岐阜県産の木の積み木などで遊ぶ子どもたちとも交流された両陛下。次の目的地へ向かわれる際、陛下が竹下を“理想の結婚相手”と語られたことに、雅子さまが言及されたと思われる一幕が……。

 

「陛下とはこれまで何度もお目にかかる機会はありましたが、そのご発言についてお話ししたことはなかったのです。でも15日のお見送りの際にお車が走り始めると、窓がスーッと開き、雅子さまが『陛下が……』と、とてもニコニコされながらお話しになったのです。

 

車はそのまま走っていったのですが、私はすぐに“あのことだ”と思いました。お車に乗られた際に、お二人で話題になされたのでしょうね」

 

陛下にとって竹下との再会は、雅子さまに青春の一コマを打ち明ける機会にもなったようだ。

 

次ページ >【写真あり】天皇皇后両陛下と談笑する竹下景子

出典元:

WEB女性自身

関連カテゴリー: