■「大学時代であれば自然な出会いが」と語られていた秋篠宮さま
この“10m警護ルール”は、筑附時代から実施されていた。
「悠仁さまの安全を確保しつつ、ほかの生徒に違和感を覚えさせないよう、秋篠宮さまと紀子さまが決められたと聞いています。筑波大学でも、悠仁さまの出会いを阻害しないように適用されているのだと思います」(前出・宮内庁関係者)
悠仁さまの“新たな出会い”は、将来のお妃候補探しとも関係する重要な問題だ。これまで皇位継承者のお妃探しは宮内庁が主導し、旧華族に連なる女性などを中心に候補者リストが作成されていた。
だが旧華族家出身の女性は本誌に次のように語る。
「私が若いころ、父のもとに“いまお嬢さまはどうされているのか”といった宮内庁からのお調べがありました。天皇陛下が大学生でいらしたころで、皇太子でいらした上皇さまのご下命だったのです。
しかしいま私が知る範囲では、悠仁さまのお妃候補を探しているというお話は聞いておりません」
実は秋篠宮さまと紀子さまは、“結婚相手探し”にこだわりを持たれているのだ。
「秋篠宮さまは親しい知人に、『あのとき、(紀子に)出会わなければ、私は現在でも独身だった可能性があります』と、お話しになっていたそうです。
秋篠宮さまは’85年、学習院大学文学部に入学したばかりの紀子さまと構内の書店で出会われたのです。ご夫妻にとってはまさに“運命の出会い”だったのでしょう。
また『学生時代に結婚相手を見つけないと、結婚は難しいですよ』とも語られていたとか。“大学時代であれば、キャンパスの女性との自然な出会いがある”というのが、ご夫妻のお考えなのです。
実際に長女・眞子さんも、国際基督教大学で出会った小室圭さんと結婚しています」(前出・宮内庁関係者)
“リミットは大学生活の4年間”という厳しい秋篠宮家流の結婚観。18歳の悠仁さまにとっては、けっして低くはないハードルだが、“今春こそ出会いのチャンス”と語るのは、別の筑波大学関係者だ。
「4月には、2年生が取り仕切るクラス懇親会などの新入生歓迎イベントが開催されます。
その一つが『体育館レクリエーション』で、コロナ禍前にはドッジボールなどをしていました。受験勉強のため運動不足だった新入生たちにとっては新鮮で、学生同士の距離も縮まるのです。
また生物学類の必修講義で春には恒例の実習があります。10m×10mの区画に、ムラサキツメクサの花が何輪あるかを調べるというもので、昼過ぎからスタートし、人によっては夜遅くまでかかります。
『あのときは大変だったけど楽しかったね』と、後々まで語り合うような共通体験になるのです」
ムラサキツメクサの別名は赤クローバー。クローバー(シロツメクサ)の四つ葉は幸運を招くというが、赤クローバーの四つ葉はさらに希少だという。大学生活で、悠仁さまが“運命の出会い”を探し当てられることを願いたい。
画像ページ >【写真あり】学習院大学の書店で出会われた若かりし頃の秋篠宮さまと紀子さま(他16枚)
