■ご闘病中の母をお支えし続けるため
前出の宮内庁関係者は、幼い愛子さまのご様子を振り返りつつ、こう続けた。
「よく風邪をひいて学校をお休みになられた小中学校のころの愛子さまを知る関係者は、今年に入ってからの活動ぶりには一様に驚くばかりです。愛子さまがそのようなご境地に至られたのは、やはり20年来ご病気と闘われながら、懸命に公務に臨まれている雅子さまのご存在があったからだと思います。
ずっと身近でご覧になっていたからこそ、“一刻も早く皇族として一人前に”という思いを抱き、結果を出していかなければならないと覚悟されているからなのだとお見受けしています」
そしていまも手を携え、公私ともに支え合われる雅子さまと愛子さま。皇室番組を手がける放送作家のつげのり子さんはこう話す。
「天皇ご一家でお出ましになった際、愛子さまを拝見していると、まだご体調に波がおありになる雅子さまを、おそばから支えられようとなさっていることがよくわかります。またご公務での愛子さまのお姿からは、雅子さまが皇后として的確なご助言をなさっていることもよく伝わってきます。
職場環境にも慣れ、お務めとの両立という点で、愛子さまご自身のペース配分を体得されてきているようにお見受けしています。さらには、ご公務を通じた国民との交流で、喜びや皇族としての使命への自覚を一つ一つ積み上げているように拝察しています。
これからも雅子さまと力を合わせながら、いっそうご活動の幅を広げていかれるのではないでしょうか」
奮励する愛子さまは両陛下に見守られながらあらゆる困難を乗り越え、世界に輝くご活躍をみせてくれることだろう。
画像ページ >【写真あり】昨年、日赤に入社されたスーツ姿の愛子さま(他17枚)
