雅子さま トランプ政権による「母校への圧力」にご心痛…ベネズエラ攻撃で年内ご訪米も断念へ
画像を見る ホワイトハウスでインタビューに応じるトランプ大統領。秋に予定されている中間選挙の苦戦も伝えられている(写真:共同通信・2026年1月14日)

 

■皇室の価値観と相反する政策を

 

2025年には、天皇陛下と雅子さまは愛子さまとともに、戦争の悲惨さや平和の尊さを次世代に語り継ぐため、「記憶継承の旅」を行われた。それゆえに、自国の利益ばかりを優先するために武力を振りかざす米国外交に、心を痛められているという。

 

「2度の世界大戦、冷戦という戦いと緊張を経ながらも、人類は国際協調のもと、豊かな国から貧しい国々への支援を行ったり、各国が手を携えながら平和な世界を目指してきたはずです。それは昭和、平成、令和の皇室の国際親善においても大切にされてきたことです。

 

しかし第2次トランプ政権が推進するさまざまな政策は、そうした価値観と相反する世界の状況を生んでしまっています。国内外の分断を広げ、人々を傷つけている米国の状況に、両陛下もご心痛のようです。“いまはその時期ではない”と、年内の訪米を断念されていると伺っています」(前出・宮内庁関係者)

 

父・小和田恆さんの赴任に伴い、幼いころや高校時代を米国で生活し、ハーバード大学経済学部を卒業された雅子さま。昨今の米国社会の大変化に複雑な思いを抱かれているのではないかと、皇室担当記者は話す。

 

「ただ学校教育を受けただけではなく、民主主義や自由の大切さ、公民権運動以降の民族や宗教、文化の多様さを受け入れる米国の価値観や理念を、雅子さまは肌身で感じ取り学ばれているはずです。いまも連絡を取り合われているハーバード大学時代のご友人もおり、米国内の状況はよくご存じだとも伺っています」

 

ハーバード大学は、米国のみならず世界各国で多分野のリーダーを輩出してきた名門校だ。しかしいま、自由闊達な議論や多様性を尊重してきた気風を愛する学生や教員たちから、“悲鳴”が上がっているというのだ。

 

「トランプ大統領はハーバード大の多様性プログラムやリベラルな気風などを、ことあるごとに非難してきました。昨年は政府が大学の研究助成金を打ち切り、留学生受け入れ資格を制限。大学側との訴訟に発展しています。この事態に在学生のほか、国内外の卒業生が政権を公然と批判しているのです」(前出・皇室担当記者)

 

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