「1月下旬に複数のメディアが、天皇皇后両陛下の訪欧計画について報じました。6月下旬にオランダとベルギーを訪問する方向で調整されているそうです。かねて両国から招待されており、現地では歓迎行事や晩餐会などの公式行事も行われる方向で調整が進んでいます」
そう語るのは皇室担当記者。実現すれば、雅子さまにとっては、’02年のニュージーランド・オーストラリアご訪問以来、24年ぶりの“歴訪”となる。
皇室担当記者が続ける。
「ご体調に波がある雅子さまはインドネシア、イギリス、モンゴルでは、現地でも歓迎行事や晩餐会といった公式行事を優先し、ほかに出席するイベントを絞っていらっしゃいました。
それにもかかわらず今回24年ぶりに歴訪を目指されているということは、雅子さまも海外ご訪問への自信を深められたということでしょう。さらに言えば、オランダとベルギーだからこそ、連続しての2カ国へのご訪問が検討されているともいえます」
オランダとベルギーは隣り合っており、それぞれ王宮があるハーグとブリュッセルの距離は車で170キロほどだ。
「現地での移動も容易ですが、オランダもベルギーも、雅子さまにとっては精神的に近い距離にあると思います。皇室とこの両王室が古くから友好関係にあるというだけでなく、オランダのマキシマ王妃とベルギーのマチルド王妃は、雅子さまにとっても親友と呼べる存在なのです」(前出・皇室担当記者)
雅子さまには、オランダに忘れ難い思い出もある。
「雅子さまの適応障害が公表されてから2年後の’06年8月に天皇ご一家は約2週間も同国に滞在されました。これは雅子さまのご体調を心配したべアトリクス前女王が静養のためにと、ご一家を招待したからです。
前女王は、夫・クラウス王配が長年うつ病で苦しんでいたこともあり、雅子さまのご病状にも深く心を寄せていました。ご滞在中の天皇ご一家をもてなしたのは、当時皇太子同妃だったウィレム=アレキサンダー国王とマキシマ王妃だったのです。
当時4歳の愛子さまが、2歳年下のカタリナ=アマリア王女と手をつないで歩かれるお姿に、雅子さまも癒されたことでしょう」(前出・皇室担当記者)
その7年後に両陛下はオランダを再訪されたが、尽力したのはマキシマ王妃だった。皇室番組を長年手がける放送作家のつげのり子さんはこう話す。
「’13年に行われたアレキサンダー国王の即位式に際し、雅子さまはご体調の波を心配され、参列を悩まれていたそうです。そんなおりマキシマ王妃が、雅子さまに直接電話をして、『ぜひオランダにいらしてください』と、招待したと報じられています。
今回の訪欧でも国王夫妻が、両陛下をここにというおすすめの場所へ案内するのではと思います。天皇ご一家が’06年に滞在されたヘット・ロー宮殿のほか、ライデン大学も有力です。ライデン大学はヨーロッパにおける日本研究の拠点となっていますし、雅子さまのお父さまの小和田恆さんにもゆかりがあります」
前述のように両陛下とオランダ国王夫妻は、直接電話でやりとりをされる関係だというが、それはベルギー国王夫妻とも同様だ。
「お若いころから天皇陛下とフィリップ国王は電話で言葉を交わされてきました。その影響もあり、雅子さまとマチルド王妃も電話をされるようになったと聞いています」(前出・皇室担当記者)
