■“精神の継承”には「愛子天皇」しかない
国民が望むのであれば、「愛子天皇」でも構わない――。皇室の中では、すでにそれが合意されていると、読売新聞が7月18日付朝刊で報じているのだ。
「悠仁さまがお生まれになる前の2005年、当時の小泉政権下の有識者会議が『女性・女系天皇』容認の方策を示したときのことです。読売新聞はある宮内庁の元幹部が明かした内容として、天皇陛下は有識者会議の結論に理解を示しつつ、『慎重に進めてほしい』と望まれていたと報じたのです。
当時の状況では、直系長子優先での皇位継承が認められた場合、愛子さまが将来即位することになるので、この元幹部は陛下が“その未来を見据えられていた”と感じ取ったとも記しています。また元幹部は、秋篠宮さまも『その方向でよい』と賛同されていたとも証言しています」(前出・皇室担当記者)
悠仁さまご誕生後、皇位継承のあり方を巡る国会の議論は停滞する。しかし上皇さまをはじめ皇室では、ご結婚後の悠仁さまに必ず男の子がお生まれになる保証はないことなどから、常に安定的なあり方について話し合われてきたという。前出の高森さんは語る。
「読売の報道は、上皇陛下の側近だった元宮内庁長官の羽毛田信吾氏らが『女性・女系天皇』容認の発言をしていることと整合性があります。さらに言えば、皇室が男系の世襲継承よりも、長い歴史の中でもあるべき形とされてきた、“精神の継承”を重要視されてきたということにほかなりません。
秋篠宮殿下は御代替わりの際、『皇太子』に類する称号や待遇を固辞されています。傍系の表示である『秋篠宮』という宮号を維持され、悠仁さまの即位を想定した記者の質問も避けられています。これもまた、『愛子天皇』へ向けて、“その方向でよい”とおっしゃったという話を裏付けています。
こういったご意向は、平成の御代に上皇陛下と天皇陛下、そして秋篠宮殿下の“三者会談”によって形作られ、共有されてきたことだと考えるのが自然でしょう。今回の記者会見で、秋篠宮殿下がお答えになったことは、『女性・女系天皇』による皇位継承が、皇室の総意であることを示しているように思いました」
天皇陛下に続く、秋篠宮さまによる異例のご発言――。皇室と国民との絆、そして象徴天皇のあり方を守るため、皇室は一丸となり、「愛子天皇」にその未来を託そうとしている。
画像ページ >【写真あり】パラグアイ公式訪問を前に記者会見に紀子さまと臨まれ、異例の発言に注目が集まった秋篠宮さま(他19枚)
