「レジに自腹で補填」ブラックパート実例8 魔の手にかからない見抜き方は?
画像を見る ブラックな職場に注意!(写真:PIXTA)

 

そのほか、求人票や面接の段階で、ブラックパートを見分けるコツもある。社会保険労務士の須田美貴さんに解説してもらった。

 

【1】求人票の時給の幅が1千〜2千円など広すぎる

 

「期待して入っても、最低ラインの時給しかもらえないケースが多いです。面接のときに、しっかり
賃金を確認しましょう」(須田美貴さん、以下同)

 

【2】ボーナス・退職金支給などおいしいことが書かれている

 

実際には、勤続5年以上しか該当しないなど、落とし穴があることも。

 

【3】試用期間がやたらと長い

 

「通常、試用期間の平均は3カ月程度ですが、なかには1年と長く設定している企業があり、その場合は『試用期間は解雇しやすい』と誤解している可能性が」

 

【4】サイトに社長のサクセスストーリーが長々掲載されている

 

社長の武勇伝が長く掲載されている場合、社員にも“スポ根”を求めるブラックの傾向が。

 

【5】「すぐ来てください」と言う

 

面接で「明日から来てください」と言われた場合、人が定着しておらず常に人員不足の可能性が。

 

こうした点を参考に、仕事選びをしよう。

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