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(写真・神奈川新聞社)

横浜市戸塚区の市戸塚区民文化センター「さくらプラザ」ギャラリーで、「世界のマッチラベル展」が開かれている。マッチラベルのコレクター故吉澤貞一さんの収集品8千点以上が並ぶ。6日まで。

日本で最初に作られたものや、明治時代の広告マッチといった貴重なラベルがそろう。東海道五十三次、江戸百景、1964年の東京五輪にちなんだ絵柄など、海外製も含めたテーマ別に展示されている。

吉澤さんは74万枚のマッチラベルを収集したとして、81年版のギネスブックに掲載された。94年に亡くなり、没後20年になる一昨年、次男の吉澤達夫さん(80)=横浜市泉区=と次女の清宮裕子さん(73)が展示を初開催。今回で3回目となる。

達夫さんは「若い世代にも多彩なマッチ箱があったことを知ってもらいたい。活用してくれる施設があれば提供したい」と話す。

入場無料。午前10時~午後4時(最終日は同3時)。問い合わせは、さくらプラザ・電話045(866)2501。

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