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(写真・神奈川新聞社)

横浜市は1日、橋に設置していた金属製の橋名板が計35枚(約180万円相当)盗まれた、と発表した。神奈川県内では6月以降、山北町や小田原市、藤沢市など広域にわたって同様の盗難被害が広がっており、横浜市道路局は新たな盗難対策を講じるとしている。

 

同局によると、盗まれたのは保土ケ谷、戸塚、栄、泉、瀬谷の5区計18カ所の橋名板。ブロンズ製やアルミ製が多く、標準的な大きさは縦約20センチ、横約60センチ。1枚当たり約5万円。ボルトで取り付けるタイプが中心で、一つの橋に1~4枚の橋名板が取り付けられていたという。

 

6月27日に「橋名板がなくなっている」と警察から戸塚土木事務所に連絡が入り、発覚。市内の橋1765カ所と歩道橋327カ所の被害状況を確認し、7月27日に被害届を提出した。

 

同局の担当者は「金属盗の類いなのかマニアの仕業なのかわからない」とした上で「今後はボルトに盗難防止加工を行うなど対策を進める」と話している。

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