(写真・神奈川新聞社)
三浦半島の地場産品を使った変わり種のアイスクリームの試食会が各地で開かれている。三浦半島の地場産品の知名度を向上させようと、これまでに県がキャベツ、シラス、葉山牛など6種類を開発し、来年度の商品化を目指している。
6日に横須賀市内で行われた試食会では、市内外から抽選で選ばれた約50人が参加。県職員が「葉山牛はたくさん使いたかったが、予算がオーバーした」「キャベツはクセが強く苦労した」など開発過程の裏話を紹介しながら、「アイスを目的の1つとして、三浦半島に来てもらえれば」と呼び掛けた。
6種類は県内の食品会社に製造を依頼。参加者は恐る恐るアイスを口に運び、時折笑顔をみせながら、細かな感想を記していた。
大学1年の女子学生(19)は「葉山牛はビーフジャーキーが混ざっていて、塩キャラメルのように甘さと塩辛さの組み合わせが意外とおいしかった」と話していた。
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