(写真・神奈川新聞社)
男女が出会い目的で同席する「相席居酒屋」で女子高生に酒を提供したとして、県警生活保安課と戸部署は22日、風営法違反(未成年者に対する酒類等提供の禁止)の疑いで、横浜市神奈川区、私立大学1年の男子学生(18)を逮捕した。
逮捕容疑は、ほか数人と共謀して昨年11月15日午後7時ごろから同10時ごろまでの間、同市西区南幸2丁目の居酒屋「相席空間」で、15~16歳のいずれも県立高校1年の女子生徒3人が20歳未満であることを知りながら酒を提供した、としている。同課によると、男子学生は「間違いありません」と供述、容疑を認めている。
捜査関係者などによると、同店は男性が有料、女性は無料。男子学生はアルバイトで店のチラシ入りのティッシュを配りながら客引きをしており、3人に16歳と告げられたが、「大丈夫」と返答。店に連れて行き、それぞれにカクテルを提供した。
同日午後11時50分ごろ、3人のうち1人が横浜駅の改札前で泥酔して倒れ、2人が介抱しているところを警察が補導した。
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