(写真・神奈川新聞社)
環境省の名水総選挙でおいしさ日本一に輝いた秦野名水をPRしようと、秦野青年会議所(JC)が7月30日、「真夏の水鉄砲大会」を秦野市平沢の市カルチャーパークで開く。「大人も子どもも楽しめる遊びを」と初めて企画し、優勝チームには10万円を贈る。市内外から参加チームを募集している。
秦野市の「秦野盆地湧水群」は昨年3月、環境省のインターネットの人気投票で、おいしさ部門で1位となり、話題となった。ただ、同大会実行委員長の関野貴紘さん(37)は「日本一は大半の市民が知っているが、市外ではまだまだ。うまくPRできていない」と話す。
今年2、3月、同JCは市内の駅で秦野名水のPR方法について、通行人200人にアンケートを実施。「子どもも大人も年齢関係なく、いっしょに遊べる」「インパクトがある」イベントを求める声が多く集まり、中には「水鉄砲大会の開催」と具体的なアイデアも寄せられた。
初開催する水鉄砲大会では、小学生以上の1チーム7~10人、計16チームを募集しており、参加料は1チーム5千円。参加希望が多数の場合は抽選となる。
頭に金魚すくいで使う紙製の網「ポイ」を付けた5人が、8メートル×17メートルのコートに入場。障害物に身を隠しながら、水鉄砲から発射される秦野名水弾で相手のポイを撃ち抜き、ポイントを競う。トーナメント制で優勝チームには10万円、準優勝チームには5万円などと総額30万円の賞金、賞品を用意した。
関野さんは「秦野は水道水も安心しておいしく飲める街。2回、3回と重ねて開催し、秦野の魅力をPRする恒例行事にしたい」と意気込んでいる。
問い合わせは同JC・電話080(5535)5811。
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