(写真・神奈川新聞社)
画像共有アプリ「インスタグラム」でまちの魅力発信に取り組んでいる葉山町で、公式アカウントのフォロワー(読者)が実際に町を歩いて写真撮影をするイベントが6日、行われた。同町の主催。県内外から訪れた約50人が、風光明媚(めいび)な景色や交流を楽しんだ。
同町は、2015年に公式アカウントを立ち上げた。友人とおしゃべりするような親しみやすい投稿が人気を集め、現在のフォロワー数は約1万4900人で、全国の自治体で2位となっている。「オフ会」と称したフォロワー同士の交流会は4回目。今回は「葉山の暮らし」がテーマで、参加者らは散策を楽しみながら海に続く小道、おしゃれな飲食店などの風景を切り取っていた。
葉山を訪れるのは2回目という会社員の井川大輔さん(34)=東京都墨田区=は「緑と海があって、心豊かに生きられそう。明日への活力になりますね」と笑顔で話していた。
撮影会に先立ち、昨年に川崎市から葉山町に移住した中村宣裕さん(31)のトークセッションも実施。「旅するように暮らせる」と葉山の魅力を語る中村さんに、参加者らは「お酒が飲めるお店はどのくらいあるか」「1人暮らしの家賃は」などと熱心に質問していた。
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