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(写真・神奈川新聞社)

 

横浜駅西口の再開発を巡りJR東日本が新築を予定している「横浜駅西口開発ビル(仮称)・鶴屋町棟」について、同社は23日、2020年の開業を目指す同ビルの計画概要を一部変更し、商業施設やホテル、スポーツ施設を建設すると発表した。来年春ごろの着工。従来は駐車場を主体とした計画だったが、変更でにぎわい創出につなげる。

 

建物は地下1階、地上9階建て。商業施設は1~3階で、駅ビル「CIAL」を展開する横浜ステーシヨンビル(横浜市西区)が運営する。同社は駐車場や保育所も管理。テナント構成などは未定だという。

 

ホテルは、「メトロポリタン」や「メッツ」などのホテルブランドを展開する日本ホテル(東京都)が運営し、客室数は約170室を予定。3~9階に入る。スポーツ施設はジェイアール東日本スポーツが運営するフィットネスクラブが2~3階に入る計画だ。

 

JR東日本は、建築中の駅前棟と鶴屋町棟の2棟を歩行者通路で結ぶことを計画している。鶴屋町棟の計画はこれまで駐車場、保育所などが主体だった。10月にグループ会社から同棟のための土地約400平方メートルを取得し、敷地面積が5千平方メートルに、延べ床面積が2万4千平方メートルから3万1,500平方メートルに拡大したため計画を変更したという。

 

JR東日本の担当者は「新たな街の顔として地域の皆さまと、街にお越しになる皆さまの交流拠点とする計画へ変更し、鶴屋町地区のにぎわいの創出を目指す」としている。

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