(写真・神奈川新聞)
女子ボクシングで史上最年少となる17歳でのプロデビューを控える四宮菊乃選手=県立生田東高校2年=らが14日、川崎市役所に福田紀彦市長を訪問した。
3月3日に同市川崎区富士見のカルッツかわさきで開催する「Hopeful Fight」に出場予定の四宮選手。この日は、同じ川崎新田ボクシングジム(同市多摩区)に所属し、防衛戦に挑む日本フライ級王者の黒田雅之(31)、同ミドル級王者の西田光(30)の両選手、新田渉世会長と足を運んだ。宮前区出身の四宮選手は地元での初陣に向け、「二つのタイトルマッチの前に情けない試合はできない。格好いい試合ができるようにしたい」と笑顔で約束した。福田市長も「いかつい子が来ると思ったら、すごくかわいい子でびっくりした。暴れまくって、素晴らしい闘いをしてほしい」と期待を込めた。
先輩も負けてはいない。2013年2月以来の世界戦を目指している黒田選手は「川崎から世界へを実現できるように内容の濃い試合で勝ちたい」と言えば、西田選手も「川崎には西田という強いボクサーがいることを知ってもらいたい」とそれぞれ意気込んだ。
チケットの問い合わせは、同ジム電話044(932)4639。
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