(写真・神奈川新聞)
箱根町仙石原の箱根湿生花園でミズバショウが見ごろを迎えている。同園は「仙石原の春の訪れを感じてもらえたら」と来園を呼び掛けている。
同園によると、ミズバショウは北海道や東北など多雪地に分布し、県内で鑑賞できるのは同園のみ。標高が高く、桜の開花が遅めの同地域では、約2万株のミズバショウの開花が春の風物詩という。
例年4月中旬にかけて見ごろを迎えるが、ことしは暖かな陽気が続き、既に見ごろに。4月上旬まで楽しめるという。横浜市栄区の萩野和子さん(66)は「白がきれいでかわいらしい」と目を細めていた。
午前9時〜午後5時(入園は同4時半まで)。中学生以上700円、小学生400円。問い合わせは、同園電話0460(84)7293。
関連カテゴリー: