【読谷】三線とウクレレを融合した楽器「サンレレ」を製造・販売するMACHIDAYA(読谷村、町田康頼社長)とカシオ計算機の耐衝撃ウオッチ「G―SHOCK」が提携した「サンレレ アシビ イルカクジラモデル」が、東京の「代官山 蔦屋書店」で販売中だ。G―SHOCKのデザインを手掛けるアーティスト、あらたひとむさんがアクリル製のサンレレにイラストを描き、25頭のイルカとクジラが泳ぐ爽やかなデザインに仕上げた。
G―SHOCKと環境団体「アイサーチ・ジャパン」のコラボレーション開始から25周年を記念した限定モデルとして誕生した。
MACHIDAYAとあらたさんの合作は、2年前に開発した防水加工を施したアクリル製のモデル「サンレレ ウミアシビ」以来。今回の25周年記念企画も、あらたさんの提案で実現した。
MACHIDAYAの町田宗男取締役は「限定モデルはデザイン性が高い」と若者への広がりに期待し、東京での販売に「サンレレを通して三線や沖縄の魅力も広く伝えられるチャンスになる」と意気込んだ。
記念モデルは30日までの販売。クリアマットとエッジブルーの2色展開で、限定10台。1台2万円(税抜き)。本体の裏には識別番号を記載している。
サンレレは「三線とウクレレが融合した新たな楽器はないか」という、ディアマンテスのアルベルト城間さんの提案を受けて同社が開発。10年前から販売している。MACHIDAYAはインターネットからの受注が主だったが、今後は卸販売にも力を入れていくという。
詳細はhttps://www.machidaya.jp/
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