玉城デニー知事は6日、太平洋戦争末期に広島に原爆が投下されてから75年の節目に合わせ、単文投稿サイトのツイッターにメッセージを投稿した=写真。
「今から75年前、広島市に原爆が投下され、多くの尊い命が犠牲となった。今なお心身に深い傷を負い苦悩を抱えながらも、戦争の理不尽さを、平和の尊さを語られる皆様の思いに、先の大戦でかけがえのない命が失われた沖縄からも、不戦の誓いと恒久平和を希求する願いをつなげたいと祈念する」などとつづった。
6月23日の沖縄全戦没者追悼式には、戦後75年の節目で被爆地の広島、長崎両市長が招かれる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で見送られた。両市長は追悼式にそれぞれビデオメッセージを寄せ、平和への思いを共有した。
玉城知事も両市の式典に出席する予定だったが、県独自の緊急事態宣言の発出を受けて参加を見送った。
県は6日、広島市の「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)に向けて玉城知事名の追悼文を電報で送った。
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