首里城正面の階段に関し、台石ではなく大龍柱と欄干がつながっていたと推測する西村貞雄氏が描いたイメージ図。県立埋蔵文化財センターが所蔵する湾曲した羽目石と親柱は大龍柱と欄干がつながった下部の羽目石の現物と西村氏は指摘する 画像を見る

1985年から87年にかけて行われた首里城正殿跡の発掘調査で、正殿の正面階段の欄干(らんかん)(手すり)が直接、大龍柱につながっていた可能性を示す遺物が見つかっていたことが22日までに分かった。昨年10月末に焼失した正殿の大龍柱は台石の上に乗っており、欄干とは直接つながっていない。専門家は「本来の大龍柱は台石に乗っておらず、欄干と直接つながっていた可能性を示す。江戸時代...

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