ロボット競技の国際大会で6位入賞を果たした(左から)佐和田海斗さん、中川仁斗さん、中村月さん、金城颯真さん、山田黎弥さん=16日、うるま市栄野比の沖縄アミークスインターナショナル小中学校 画像を見る

 

【うるま】世界最大級の学生対象ロボット競技大会「ワールド・ロボット・オリンピアード(WRO)カナダ2020―X」が12~15日、オンラインで開催された。小学生部門で沖縄アミークスインターナショナル小学校のチーム「AMICUS RS」と、中学生部門で同中学校のチーム「Amicus TNK」がそれぞれ6位に入賞した。中学生部門の6位入賞は県勢初。小学生部門6位は2年連続となった。

 

小学生チームは5年の金城颯真さん(10)、6年の山田黎弥さん(12)の2人。中学生チームは1年の佐和田海斗さん(13)と中川仁斗さん(13)、3年の中村月さん(14)の3人。両チームは日本代表としてレギュラーカテゴリのエキスパート競技に出場した。

 

使用した自律型ロボットは、教育版レゴ「マインドストーム EV3」で製作した。プログラミングで動くロボットで、いくつかの動作をあらかじめ組み込み、さまざまな課題に対応できるよう工夫した。大会ではロボットを使い、2分以内の制限時間でブロックを規定の場所に効率よく動かすことなどを通して、点数を競った。世界中から小学生99チーム、中学生46チームが参加した。

 

佐和田さんは「ロボットの動作の精度を上げるのが難しかったが、6位入賞できてうれしい」と喜んだ。金城さんは「初出場にしてはよくできたと思う。大会に向け、練習を重ねてきたことが結果に結び付いた」と笑顔を見せた。

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