沖縄銀行は17日、那覇市の県総合福祉センターで新入行員研修の一環として、新聞活用ビジネス講座を開催し、56人が受講した。参加者は気になる記事をグループで紹介し合い、多様な価値観に触れるワークショップを体感した。琉球新報読者事業局の関戸塩部長が「自分の興味が成長の元! 新聞でみがく仕事力」をテーマに講師を務め、「新聞を毎日開くことで多様な情報を知り、考え、提案する力を磨いてほしい」と述べた。
研修担当の沖縄銀行人事部働き方改革グループの仲井間正江さんは「目上の方と雑談できない若手も多い。新聞は情報の宝庫。アンテナを広げてほしい」と願った。
受講した岸本奈美恵さん(21)は「記事を人に紹介することで理解が深まった。新聞で話題のネタを探し、お客さまとの会話に生かしたい」と語った。
琉球新報デジタル推進局の来間信也副部長は、新聞購読者ならデジタルが無料で活用できる新プランを紹介し、「デジタルの利便性も体験してほしい」と話した。
関連カテゴリー: