那覇地検は27日、乗車していたタクシーの運転手を脅し、首を絞めてけがを負わせ、現金やタクシー1台などを奪ったとして、在沖米海兵隊上等兵の男(20)を脅迫、傷害、威力業務妨害と窃盗の罪で起訴した。
起訴状によると上等兵は、7日午後10時3分ごろから12分ごろにかけて、沖縄自動車道を走行中のタクシー車内で、男性運転手=当時(61)=に対し「おまえを殺す」などと脅迫し、首を腕で締め上げるなどの暴行を加えて全治約1週間のけがを負わせ、業務を妨害したという。このほか日本円(計約1万2800円)や米ドルなどの現金、タクシー1台(時価約300万円相当)を盗んだとしている。地検は上等兵の認否を明らかにしていない。同被告は強盗容疑で逮捕・送検されていた。
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