修学旅行のキャンセル通知 画像を見る

沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、下地芳郎会長)は23日、2020年度下半期(10月~21年3月)に県外から沖縄を訪れる修学旅行について、9月調査時点から414校・8万5659人がキャンセルし、856校・16万1206人となっていると明らかにした。学校数、生徒数ともに3割以上減少している。政府が年末年始の「Go To トラベル」停止を発表して以降、キャンセルが加速していることから、今後さらに減少する恐れがある。

 

19年度、沖縄には修学旅行で2398校・40万9011人が訪れた。しかし、コロナ禍により20年度上半期の修学旅行は一校も実施されなかった。

 

今年9月時点の調査では、下半期に県内への修学旅行を予定している学校は1270校・24万6865人だったが、11月調査では924校・17万3216人と減少した。新型コロナウイルスの全国的な拡大傾向が止まらず、さらに落ち込んだ。今回の調査は12月8日時点の予定数で、11月までに実施した約70校を含む。下地会長は「県内で修学旅行を受け入れる関係者は多岐にわたるので、影響が大きい。中止でなく延期し、実施の可能性を見いだしてほしい」と話した。

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