第8回 女同士でばかりつるんでしまう――無意識に男性を攻撃していると、女性同士でばかり遊んでしまう

投稿日: 2015年03月24日 00:00 JST

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斎藤芳乃(さいとう よしの)プロフィール

マリアージュカウンセラー。女性の恋愛・結婚の問題を解決する心の花嫁学校マリアージュスクール主宰。「自尊心」の大切さを訴え、潜在意識にある不幸の根本的な原因を見抜き、現実を変化させる心の専門家として活躍中。東京・大阪・名古屋で開催される講座には、7000人以上の女性が参加。北海道や沖縄のみならず海外からも受講者が訪れる。また個人セッションの申し込みは、予約受付開始から5分で満席となる人気ぶりを博している。著書に『一週間で自分に自信を持つ魔法のレッスン』(SBクリエイティブ)、『運命の人と結婚する方法はシンデレラが教えてくれた』(マガジンハウス)。著者公式ブログにて、クライアントの実際の体験談や、潜在意識の書き換え方を日々更新中。9月に新刊『恋愛レッスン~永遠の絆のつくりかた』(SBクリエイティブ)を上梓した。

こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。

 

心の中では、いつか素敵な人と巡り会って結婚したいという願望はあるけれど、でも実際には結婚したいと思えるようないい男がいないし、女同士でつるんでいるほうが楽なんですよね……。

もうすぐ35歳になるクライアントのSさんは、ため息交じりにそう伝えてくれました。

 

Sさんだけではありません。

最近、「いい男がいない」という理由もあり、「女性同士でいるほうが楽」と思っている適齢期の女性が増えています。

現に、夜のレストランなどは、今までとは違ってデートよりも「女子会」などをメインにサービスを提供し、「女性同士で心地よくいられる空間作り」を意識しているところも少なくありません。

以前ならば、仕事帰りのデートに…というところが、今は「女性同士で気兼ねなくおしゃべりできる場所」になってしまっているんですね。

それくらい、女性同士の関わりというのは密になってきているのです。

 

しかし、こうした時代の流行や情報に流されるあまりに、「女性同士でいたほうが心地よい」と思い込んでしまい、男性を深い関わりを持つことができないクライアント様も増えてきました。

なぜ、恋愛を求めているにも関わらず、女性同士でいるほうがいいというような問題が生まれてしまうのでしょうか?

 

■女同士で絡む理由――男性へのマイナス査定が強すぎる「結託意識」

こうした背景には、女性が社会的に進出し、自立して活躍できる場が増えてきたということと同時に、子供時代からの両親との関わり方…特に「親からの依存」が影響しています。

 

たとえば、「母親が娘に対して、同性として、何かと意見の同意を求める」というような場合は、子供時代から「同性に強く同意しなければならない」という心のクセが出来上がってしまうんですね。

「あの人嫌な人ね」と母親が言っていたら、「そうだね」と同意し、母親の味方になるような感覚です。

このように、母親が自意識が強く、娘に極端に同意を求める依存的なタイプだと、大人になってからも、女性同士の間でこうした深い連携を受け入れてしまうようになるのです。

 

特に、母親が父親や男性・社会に対して恨みなどを持っていた場合、「男は悪いものだ」「信用ならないものだ」というような、家族の経験に引っ張られ、教えられたままを覚えます。

そして、与えられた男性への憎悪は、あらゆる場面で育まれます。

「大好きな母親がいつも父親に虐げられていた」というように、自分が直接被害を受けたわけではなくても、男性への不信感を育ててしまうのです。

 

ここで問題となるのが、女性同士の結託意識です。これは、実は誤った帰属意識なんですね。

男性への理解を増やすことよりも、同じようにわかり合える友達を作った方が楽なんだ、というようになりやすいのです。

 

人は、自分にとって理解できないものを無意識に排除する性質を持っています。

分からないものを分かろうと努力するよりも、「最初からよく分かる同性」にばかり心を開いてしまうようになるのです。

 

■女性同士だと楽、という「愛される女性性の排除」

そして、ここでもうひとつ問題となるのが、「男性から愛される女性性をはぐくめない」というところです。

女性同士で関わり合っていると、「同じ視点・ごく近い考え方・感性」にばかり親しむようになり、それ以外の考え方や視点に対して拒絶するようになっていきます。

 

例えば、女性同士であれば、嫌なことがあったときに愚痴を言ってお互いに慰めあったり、比較的感性も近いため、「どんなことが嫌だったのか」という嫌悪なども共感しやすいことがあります。

会社の上司の悪口などで盛り上がることもあるかもしれません。

しかし、男性とですと、物事の考え方や捉え方が根本的に異なっているため、「愚痴を言うよりも、もっとこうしたら?」というアドバイスなどが来る場合もあります。

すると、「共感するよりも指図された」というように、女性同士でなら受け入れられるのに…というように、抵抗が起きやすいのです。

その結果、男性のことを敵視するようになってしまったり、より同じ感性を持つ女性同士でのみ関わるようになってしまうのです。

 

また、男性は異性ですから、女性が女性らしくあって欲しいとか、少しでも魅力的な部分を見たい…というような欲求を持っています。

しかし、こうした「男性が求める理想」というのは、窮屈さを伴うんですね。

いつも綺麗にしなきゃ、いつも言うことを聞かなきゃ、いつも相手に合わせなきゃ…普段自分が知っているだらしのない自分や、感情的な自分は嫌われるから、直さなきゃいけない。

けれど、女性同士であれば、「同性だからこそ、そんな嫌な部分も受け入れやすいし、関わりやすい」んですね。

そのため、ますます「男性といるよりも女同士のほうが何も言われなくて気楽だよね」というようになり、男性に対して隠れた敵意を持ちやすいのです。

 

けれども、こうした男性と女性の違いは、決して悪意のあるものではありません。

根本的に、男性のことを勘違いしたり、「男は女とは違うから」という思い込みを深めてしまっているからこそ、勝手に自分から男性と遠い物だと思い込んでいるだけなのです。

それでは、こうした男性への隠された敵意や思い込みを変え、男性との関わりを築いていくためには、どうしたらいいのでしょうか?

 

■女性同士にはない、男性との間に素晴らしい心地よい関係は創れる

男性との関わり方を根本的に変えていくためには、女性同士でいることの心地よさにばかり目を向けるのではなく、男性の良い資質や、男性と共に未来を創りあげていくということに目を向けることです。

 

例えば、守ってもらうという資質は、女性同士よりも男性のほうが強い場合もあります。

将来の二人の子供のためや、ずっと幸せな家庭を作っていくために、一人の女性のために尽くし、その人を養うという意味で社会的に面倒を見るといった、覚悟や自立心もあるでしょう。

ただ楽しい、その場で自分を受け入れてくれるという女性同士の関わり方ではない、より深い関係性を創りあげていくことができるんですね。

 

このように、男性のネガティブな側面だけを見て、「女性同士のほうが満たされるんだわ」と勝手に相手を排除するのではなく、初めはわかり合えないことがあったとしても、関係性を築き上げて行くにつれて、一人では達成できないような幸せな人生を協力していける、そんなふうに考えていくと、より男性の存在を受け入れやすくなります。

 

また、一見、感じ方や捉え方が違っていたとしても、それは男性が女性に対して敵意を持っているわけではなく、「男性側の視点から、その人自身を改善してほしいと願っている好意である」というように捉えてみましょう。

例えば、愚痴よりも実際に行動した方がいい、とアドバイスをくれることは、より建設的で楽な生き方をするために必要なことなことかもしれません。

共感してくれないと心を閉ざすのではなく、「自分とは違う視点だけれど、この人は私の人生のためを思ってくれている」というように、違いを排除せずに受け入れながら捉えてみます。

すると、意外にも、今まではできなかったことによって、人生が発展していく場合も多いのです。

 

このように、違いを苦しみとして排除するのではなく、肯定的に捉えながら、自分とは違った感性を持つ人から愛されることを受け入れていくことで、女性同士では満たされなかった人生が始まっていくんですね。

 

同じであることは、私たちの帰属意識を満たしてくれ、自己肯定感を一時的に高めてくれる大切なものです。

しかし、違いがあるからこそ、自分にはない素晴らしさで接してもらったり、新しい可能性が開くこともあります。

異性という存在に心を開き、エスコートされ、補い合い、愛しあうことに心を開いてみてくださいね。

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『恋愛レッスン~永遠の絆のつくりかた』

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・価格:1,404円(税込)1,300円(税抜)
・発売日:2014年09月29日頃
・出版社:SBクリエイティブ
・サイズ:単行本
・ページ数:223p
・ISBNコード:9784797380200

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