「毎日がつまらない、時間がない、自分を変えたい」そんなあなたへ:FILE001

投稿日: 2014年05月10日 12:00 JST

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わずか3か月間の勉強、たった8500円の投資で、休日を犠牲にすることなくTOEIC850点が取れる!失敗続きの経験から著者が導き出した、超効率的な勉強法を一挙公開!!


 

✔「毎日がつまらない」「忙しくて時間がない」「自分を変えたい」――そんなあなたへ

 

タイトルを見て、この連載を読もうと思った方の多くが、“英語ができるようになりたい”“TOEICで良いスコアを取りたい”という気持ちをお持ちだろう。しかし現実には、日々忙しすぎてなかなか勉強時間が取れない、というビジネスパーソンもまた多くいらっしゃるのではないだろうか。

 

本連載は、そのような方が、最小限の時間と努力で、大してお金もかけず、そして休日を犠牲にすることもなく、TOEIC850点を取得するためのものだ。

 

そもそも、私がこの原稿を書こうと思ったきっかけは、まさに私自身が超忙しいビジネスパーソンだということである。

 

それに加えて、激しいコンプレックスに苛まれる日々を送っていたということ、そしてTOEICの勉強をすることによってそんな日々から脱出できたことも大きい。なので、英語ができるようになりたい方はもちろん、私と同じように悩んだり、現状に希望が持てないというあなたに、何か少しでもお役に立てればという強い思いがある。

 

そこで、具体的な英語やTOEICの勉強法の話を始める前に、まずは私自身のことについてお話しさせていただきたいと思う。少し長くなるが、お付き合いいただけると嬉しい。

 

✔挫折知らずの20年間

 

私は幼稚園の時に従妹の影響でピアノを習い始めた。自分がどうしてもやりたくて始めたわけではなかったが、才能に恵まれていたのか、すぐに上達した。小・中・高の音楽会では伴奏を務め、ピアノ教室の発表会ではいつもトリ。コンクールでも数々の賞を受賞し、得意だった作曲ではテレビ出演もした。新聞に名前が出たこともある。

 

それでも、大学の受験勉強が本格化した高校2年生の時、ピアノの道か勉強の道かの岐路に立った私は、悩むことなく勉強の道を選択する。

 

勉強もできたからである。

小学生の時から成績優秀で、通知表で“ふつう”を1科目でもとろうものなら、それは宮川家の一大事だった。

 

できたのは音楽や勉強だけではない。

絵を描けば賞をとるし、習字でも特選になる。運動会では毎年リレー選手に選ばれるほど、足が速かった。地元では「なんでもできる友里ちゃん」として、ちょっとした有名人だったのである。

 

中学受験をした私は、県で一番偏差値の高い私立女子高に合格し、高校時代の成績の平均は5段階の4.9。卒業後は上京して、慶應大学、そして慶應の大学院に進学した。

大学院を卒業後は、企業金融、ウェルス・マネジメント、国際税務を主軸とする丸の内の会計事務所に就職し、外資系事業会社の経理を担当、現在は、事務所の新規ビジネス開発に参画させてもらっている。

 

――私の人生、なんて順風満帆だろう。

 

私はほぼ20年間、そう思ってきた。

しかし、順風満帆なのは、学生時代までの話だったのだ。

 

✔夢への第一歩が、実は苦しみの始まり

 

私が大学院卒業後、新卒で就職した会計事務所は、とにかく優秀な会計・税務の超プロフェッショナル集団だった。大学、大学院をトップの成績で卒業し、意気揚々と入社日を迎えた私は、数年後の自分も、当然彼らと同じように活躍しているものと信じて疑わなかった。この世界の第一線で活躍することが、その時の私にとって輝かしい“夢”だったのである。

 

しかし、その輝かしい夢への第一歩だったはずの入社日が、長く苦しい日々の始まりだったとは、この時の私は知る由もない。

 

✔税理士試験に落ち続ける

 

実は、挫折の芽のようなものは、既に大学院時代にあった。それは、税理士の試験に落ちていたことだ。

 

でも、その時は、入社してから資格をとっても遅くないだろうと思っていた。なにしろ自分は優秀なのだし、会計や財務の仕事をしていて、しかもプロに囲まれてもいるのだから、すぐに受かるだろうくらいに考えていたのである。

 

ところが、現実は甘かった。試験に落ち続けたのである。

最初は「ちょっと調子が悪かったかな」程度の落ち込みだったが、二度、三度……と不合格の通知を受けるにつれ、だんだん自分の能力に自信がもてなくなってきた。

 

――こんなに優秀な私がなぜ?

 

――ひょっとしたら、私は学校の成績が良かっただけで、本当は頭の悪い人間なのかもしれない……。

 

それまで自信満々で挫折知らずだったぶん、プライドが崩れ去る速度も速かった。そうなると、税理士試験の勉強にも身が入らない。だから、試験にも落ちる。

こうして私は、完全な負のスパイラルにハマってしまったのである。

 

✔敗北感、劣等感、そして絶望の日々……

 

入社して6年の月日が経ち、30歳を迎えたとき、1科目すら合格することなく(税理士試験は科目合格制なのだが)、私は税理士になるという夢を諦めた。

超プロ集団に身を置きながら、自分がその一員になれなかったという現実は、これまで順風満帆に生きてきた私にとって、とてつもなく大きな挫折だった。そして、夢破れたこの日から、私は人生に対する“敗北感”と、周囲に対する激しい“劣等感”とに苛まれ、自分を責め続ける日々を送ることになるのである。

 

私は、人生の目標を失った。

もはや私が活躍できるフィールドなど無いのだ、と全ての自信と希望が消えてしまった。

喪失感は、日々の仕事にも影響を与えた。仕事の忙しさとは裏腹に私の心はどんどんと疲弊し、日に日に気持ちが入らなくなる。その分余計に、周りのプロたちの活躍が目に入ってくる。

もはや「仕事がつまらない」「毎日が面白くない」などというレベルではない。“絶望”という言葉がふさわしい心理状態にまで追い込まれていったのである。

 

✔「仕事ですか?全然楽しくありません」

 

その頃の私は、よほど強い負のオーラを放っていたのだろう。ある時、見かねたのか、会計事務所の社長が私にこう訊ねた。

 

「宮川、今の仕事は楽しいか?」。

 

私は即答した。

「仕事ですか? 全然楽しくありません」

 

おそらく、私が税理士試験に受かっていたら、そしてプロとして順当に生きていたなら、社長に向かってこんな失礼なことは口が避けても言えなかっただろう。

でも、私には社長の問いかけにきちんと答えるだけの心の余裕がなかった。まさにヤケクソだったのである。

 

✔現状を選んでいるのは自分

 

「仕事が全然楽しくない」

 

ふざけているとしか言い様がない私の暴言に対して、社長から返ってきた言葉は思いもよらないものだった。

 

「じゃあ、もうその仕事は卒業だな」

 

続いて、社長はこう言った。

「何かを得るためには、自分でリスクをとって、何かを捨てなければならない。それが人生だよ。仕事も一緒。現状を選んでいるのは自分だからね」

 

――私はハッとした。「苦しい」とか「辛い」とか言ってるけど、その現状を選んでいるのは、紛れもない“自分自身”なんだ。自分で勝手に悲劇のヒロインを演じているだけなんだ。

 

社長の言葉は、私自身が気づいていなかった、心の奥底にある甘えを、自然に、かつ的確にえぐり出していたのである。

 

結局この言葉がきっかけになった。

私は現状を打破すべく、税理士という存在に対する執着を捨て、次の目標を定めるべく行動を開始したのである。(つづく)

 

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YURI HOROTA

慶應大学院卒。国際会計事務所及び外資系企業にてアカウンティング、ファイナンス業務を担当。現在は、DeLQ it. LLC[デルクイ]経営者として"書く"オンライン英会話「Oh! Native English」を運営: http://oh-native.com/

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