サーカスで世界を席巻するシルク・ドゥ・ソレイユが、マイケル・ジャクソンの音楽とコラボした『マイケル・ジャクソン ザ・イモータル ワールドツアー』。一昨年秋に、北米を皮切りにスタートしたこのアリーナショーが、5月9日から日本に上陸する。そこには「日本男子新体操」のメンバーたちが多数参加しているのだ。

 

元オリンピック選手などをスカウトすることでも知られるシルク・ドゥ・ソレイユは、約5年前から日本の男子新体操に着目していた。その理由は、一糸乱れぬ団体演技の「シンクロ性」にあるという。

 

男子新体操は、宙返りやバック転などのアクロバットが、バレエのような動きに盛り込まれた”日本発祥”のスポーツ。スティックやロープなどの手具を使う個人演技と、4~6人でおこなう団体演技の2種類がある。

 

今回のショーでは、団体演技として5人ずつが舞台に立ち、『スクリーム』(’95年に発表されたジャネット・ジャクソンとのコラボ曲)に合わせてダイナミックに宙を舞う。カナダ・モントリオールのアリーナショーでは、最も大きな歓声を集めた演目となった。これを一から作るために、彼らは4カ月かけてカナダでトレーニングした。

 

ショーの完成度に対して妥協のないことで知られるシルク・ドゥ・ソレイユ創設者ギー・ラリベルテも、珍しくスタンディング・オベーションを送ったという。マイケル・ジャクソンの音楽と世界観に溶け込んだ彼らのパワフルな演技を、ぜひご覧あれ。