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東京場所もスタートし、熱くなるスー女(相撲好きの女子)たち必見。グルメ力士たちが場所中も通う、ちゃんこ以外の名店を、相撲レポーターの横野レイコさんに教えてもらいました。取組の勝ち越しの星の数でもある末広がりの“8”にちなんで8軒をご紹介。

 

【みやび山】東京都江戸川区

元・雅山、現・二子山親方プロデュースの焼き肉店。「現役時代からグルメで肉好き。全国の焼き肉店を回ってたどり着いた味です。とくにホタテ粥(780円)は絶品なので締めに必ず食べてほしい!」(横野さん)。豪栄道、里山、高安、千代鳳、嘉風もたらふく食べていくそう。

 

【生駒】東京都墨田区

先代の出羽海親方と親交のある店主が、若い力士に無料でご飯を食べさせてあげるというタニマチ的存在の台湾料理店。その好意を受けて昇進したあとも常連に(店内に手形もあり)。稀勢の里や栃煌山も来店する。5月場所・千秋楽の打ち上げにもよく使われるんだとか。

 

【みやま】千葉県船橋市

四川花椒の山椒や漢方を使った酸辣湯スープの火鍋は、後を引くしびれる辛さ。「漢方なので、血行がよくなって、冷え性や便秘も治ってお肌もキレイになります」とオーナーシェフ。近くにある二所ノ関部屋の力士が訪れる。松鳳山は、多いときには週5で来店するほど。

 

【ステーキくに】東京都墨田区

人気チェーン店「いきなり!ステーキ」の系列店。備長炭で焼くのでうま味が出て香ばしく、女性にも優しい味に。両国国技館の目の前にあり、豊ノ島、遠藤、逸ノ城、元・琴欧洲も来店。100グラムからのオーダーカット制で「計1キログラム召し上がっていく方もいます」と店長。

 

【ウランバートル】東京都墨田区

元・白馬関がオーナーのモンゴル料理店。白鵬や鶴竜、日馬富士をはじめモンゴルの力士たちが来店。「白鵬は10人ほどで来て、メインメニューを全部注文して食べていきます。東京場所中は夜食がわりに来店する力士も多いから会える可能性が高いかな」とオーナー。

 

【レストラン カタヤマ】東京都墨田区

独身時代から通っている豊ノ島、今では家族3人でステーキを。「相撲部屋が近いので昔から力士の方が見えるんですが、なかにはうちのウエートレスに恋して求婚された方も(笑)」と店長。芝田山親方、琴奨菊、二子山親方も来店。

 

【す吾六】東京都墨田区

新弟子のころから約15年のお付き合いだという素顔の白鵬は、「どんぶり飯を2〜3杯食べてから、『帰れま10』に参戦するくらい豪快な食欲。応援してくれる人はもちろん、お年寄りや子供にも優しい」と店主。「白鵬の和食好きの原点です」(横野さん)。

 

【ほてい家】埼玉県草加市

追手風部屋近くにあり、若い力士や親方が来店。「遠藤関は気さくに話をしてくれる好青年。特盛りのうな重をペロリと食べられたことも」と店主。「そば店ですがメニューが豊富なせいか、追手風部屋の力士との遭遇率は高いです」(横野さん)

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