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「子供と一緒にはしゃいで遊んでくれているので、そういうところは“いいパパだな”と思います」

 

リオ五輪前にテレビの特集で、夫・内村航平(27)の子煩悩な一面を語っていた妻・千穂さん(26)。内村の体操男子個人総合2連覇と団体金メダルの快挙が報じられるなか、「息子や孫を嫁に取られた」という内村の母・周子さんと千穂さんとの“嫁姑の確執”が取り沙汰されている。

 

2人は4年前、ロンドン五輪直後に結婚。現在、3歳と1歳の2人の娘がいる。新婚当時暮らした埼玉県内のマンションの住人は語る。

 

「千穂さんは内村さんに家のことを、いろいろと手伝わせているようです。スーパーでティッシュペーパーを大量に買い込む姿も見ました。荷物持ちも内村さんの役割でしたね」

 

内村のイクメンぶりについて、スポーツ紙記者は言う。

 

「彼の車の後部シートにはチャイルドシートがセットされています。奥さんが忙しいとき、彼女の実家への子供の送り迎えは内村さんの役目。普段の練習は午後3時くらいからなので、午前中はもっぱら育児をしているようです」

 

体操関係者の間では、結婚後の内村の変化が話題になった。

 

「独身時代は体操のことしか頭になく、一人でいるのが好きな内気な男でした。結婚後は一変し、よき夫、よきパパとしての自覚が芽生え、家族と過ごす時間が増えたようです」(所属クラブ関係者)

 

内気夫をイクメンに変えた千穂さん。しかし、そんな勝気妻の“夫操縦術”が、姑との“距離”を生んでいるのだろうか。内村の母方の祖母である、小川彰子さん(82)に真相を尋ねた。

 

「私は前回呼ばれた五輪の壮行会に呼ばれませんでした。娘の周子も呼ばれなかったそうですよ。私はその場でお祝いの踊りを舞おうと準備していたのに、残念です……」

 

彰子さんは肩を落とす。とはいえ、報じられたような嫁姑の確執はないという。

 

「周子と千穂さんは、仲は悪くないですよ。初孫が生まれたときも、周子は『かわいかよ』と喜んでいました」

 

内村はリオ五輪を目指すなかで「子供は体操をやるための原動力。世界と戦うために欠かせないものです」と語っていた。

 

「千穂さんは、夫が体操と子供のためだけに集中できるように、あえて嫁姑の距離をとっていたのかもしれません。そうして“子供のために勝つ”という内村選手のモチベーションを高めたのではないでしょうか」(前出・所属クラブ関係者)

 

“家族に捧げる金メダル”は、愛妻のコントロールがあって勝ち取れたものだった――。

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