(写真・AFLO)
「2人はすでに新居も台湾の台南市内に購入ずみです。実は、江さんのコーチが購入した、4階建ての吹き抜けがある豪邸を夫婦で買い受けたんです。しかし、エレベーターがないので疲れると愛ちゃんが言うので、すぐに売却して新しいマンションを買ったそうです」
そう語るのは台湾・中央通信社東京支局長の楊明珠さん。卓球台湾代表の江宏傑選手(27)と9月上旬に結婚した福原愛(27)。2人の結婚に、台湾中の人が大喜びしているという。
「交際のきっかけは14年末にタイで行われた国際大会で、愛ちゃんが腰痛を発症し長期欠場を余儀なくされたとき。ジャンさんがフェイスブックを通してメッセージを頻繁に送り、励まし続けたんです」(卓球関係者)
今年4月に交際宣言し、双方の親にも紹介。愛ちゃんが2人で詣でた台湾の龍山寺のお守りをつけてリオ五輪に出場していたことは、本誌が以前にも伝えている。2人が新たに購入したマンションについて楊さんは言う。
「前の家を売った売却金額で、建設中の高級マンションの部屋を2部屋購入。壁をブチ抜いて広く使う予定だと聞いています」
愛ちゃんにとってこの結婚がありがたいのは、これまでの自分をまったく変える必要がないことだと、楊さん。
「江さんは大手の合作金庫銀行に所属する“銀行マン”でもあります。台湾では女性にとても人気があります。しかも台湾の男性は相手の立場に立って女性の意見を尊重し、従うやさしさがあります。彼も国籍、結婚後の仕事、生活とすべての希望を受け入れてくれる“婦唱夫随”の生活が大丈夫な人なんです」
気になる2人の将来について、楊さんはこう語る。
「江さんは以前ケガをしたとき、タレントにならないかと台湾の芸能界から誘いがあったほどのイケメン。芸能人に転身しても売れっ子になるでしょう。でもこれからも卓球ひと筋のようです。それは愛ちゃんも同じ。現役続行を早々に宣言していますし、20年の東京五輪は夫婦そろって出場するのが目標ですね」
江選手がくれた“愛のフリーパス”を手にした福原は、東京五輪への道をひた走るに違いない――。